(もう二度と会いませんようにと祈った甲斐もなく、なんと次の日に見かけてしまった。

私は慌てて身を隠したけど…

日本人の女の子と一緒だった。
また可哀想な被害者だろうか。

二人の姿をよくよく見て、ゾッとした。



あのヘンな外人は、女の子の背中に何か光る鋭いものを突きつけていた。)

「さあ、早く案内しろよ。
オレは殺し屋に会いたいの。
またタコなんかに引き合わせたら、マジ命ないと思えよな」

「こ、コロシヤ…コロシヤ…うーんと…
はひ!わ、わかりました!今度こそ!こっちですうぅ…」

(何アレ…

やっぱあのヒト危ない…!!

オモチャだよねアレ?
ナイフみたいに見えるけど、オモチャだよね??
でも本物だったらどーしよう警察に通報した方が…?


とかなんとか迷ってるうちに、二人は人ごみの中に消えてった。

今度こそもう二度と遭遇しませんように…!!!)

出会い8