名前:ベルフェゴール
王族の血297ml
かっきー
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お城は大勢の人でにぎわい、着飾った娘達であふれています。
その輪を少し離れた席で、王子様は退屈そうに眺めていました。
王子「かったりーーーー…
どいつもこいつも気合い入っちゃってまあ…
こんな奴らと喋ってみても、社交辞令とおべっかばっか。
やってらんないね、まったく」
お行儀悪く足を組み、席から動こうとしない王子様の元に、家来の一人が近付いてきました。
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