(キングローチの足元を銃弾が掠る)
『!?』
「見つけたぞキングローチ!」
(そこには、仮面ライダーギャレンが立っていた)
「ダディヤーナザンガ・・・ウダリ!?」
「え!? 双子!?」
「オマエァ・・・?」
「俺は菱形ギャレンだ。キングローチを追いかけて異世界からやって来た」
「・・・」
「お前がこの世界のギャレンか」
「オディアモウ・・・ダチカイナイ」
「そうか、ライダーシステムに……いや、違うな」
「?」
「お前は本当は戦える。自分に言い訳をしているんだ
俺も昔はそうだった。仕事を優先する余り、本当に大切なものの危機に戦おうとしなかった
だが、それは違うんだ。俺達が戦っているのは大切なものを守るためだ。理屈じゃなくてな」
「(剣崎さん、論点ズレ始めてません?)」
「(シーッ。フインキフインキ)」
「・・・」