(数分後、赤也から電話がかかって来た。)


「もしもし、真田副部長からのメール見たか?

 年明け早々招集かけるなんてひでーよな。
 何が悲しくて、正月の朝に真冬の海まで行かなきゃならねーんだ…


 でさ、○○にお願いがあるんだけど。



 …明日、俺の家まで迎えに来てくれねーか?


 ○○が起こしに来てくれれば、何とか飛び起きられると思うんだ。
 それに、冬の明け方は暗くて寒いから、一人だとなんか心細いし…
 
  
 なあ、頼むよ。…一緒に、行こうぜ?」


もう、仕方ないなぁ…
元旦2