2018-03-14
今日はホワイトデーと呼ばれる日だ。○○がもしかしたら私にお返しをくれるかもしれないと思うと何だかそわそわしてしまう。しかし期待していたことがバレると恥ずかしいし、知らないふりしとこう……。
だが別にお返しはあって然るべきと思っているわけではない。そもそもあのチョコは普段お世話になってるお礼みたいなものだし、お礼にお礼……なんてなってしまったらもうどうしようもない、うん。
……○○のところに行ってみようっと
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2018-04-08
里をなんとなく歩いていると何かが空から降ってきたので、手でとって見てみるとそれは桜の花びらだった。
そうか、もう卯の花月。桜の季節だ。妖怪の山の桜も見頃のはずだし、近いうちに宴会が開かれるだろう。私もお邪魔して花見酒を楽しむのも悪くないかも
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2018-04-30
端午の節句も近付いてきた。花粉症の時期は過ぎようとしているが、次は五月病が流行する予感がする。最近は気温の変化も激しかったし、周りでも体調を崩している方がちらほら出てきている。私も気をつけなければ。
そういえば私の知り合いの新聞記者が次号を最後にしばらく休刊するらしい。事務仕事の方がネタ探しに出かけるより性に合うらしい、気が向かない限りは戻ってこないとも言っていた。真面目なやつだったし、本人が望むのならば否定する理由もないか。今度労いの言葉一つでもかけてやろう。
私もいつかはリタイアする時が来るのだろうか。あまり考えたことはなかったが、物事に終わりは付き物だ。私が死ぬのとどっちが先だろう? 賭けてみるのも面白いかもしれないわね
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2018-05-27
最近、ネタが見つからない。平和なのは良いことなのだけれど変化の無い日常は退屈だ。私のようなブン屋は常に事件を求めている。といっても殺人だ、強盗だ、というわけでは無い。むしろ私はその類の事件はあまり好きではないのだ。
花が咲いたとか、妖精や妖怪の行方を追ったりとか、幻想郷の日常の一欠片をすくい取るのがこういうのんびりとした時期には良いかもしれない。これらも立派な事件だ。常に誰かの不幸に付きまとう嫌な記者にはならないようにしないと。清く、正しく、ね
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2018-06-27
すっかり晴れ上がり暑い夏がやってきたが、梅雨の名残なのか、クチナシの甘い香りが未だ妖怪の山を漂い続ける。
青空を仰ぎ見ていると、やはり私は雨が嫌いなんだな、と思う。梅雨の季節はジメジメするし、文花帖は湿気でシワだらけになるし、翼は濡れて重くなるし、服も濡れて乾かさなきゃいけなくなるしで、本当に良いことがない。ただ一つ良い点を挙げるとするならば雨を理由に○○の家に居座れることくらいだろうか。
やはり晴天の下に空を舞うのが一番気持ちいい。陽の光が、空が、風が、何処までも連れて行ってくれる気がするから
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2018-08-07
最近やけに暑すぎないかしら?これじゃ焼き鳥になっちゃうわ…。これから野分も来るし、忙しくなりそうね。
とりあえず今は暑さに負けぬよう団扇で扇ぎながらスイカを頬張っている。知人から受け取ったものだが、そいつは多分この暑さの中でも淡々と雑務をこなしているんだろう。遠くからは訓練中の白狼天狗の声も聞こえてくる。こんなに暑いんだからみんな休めばいいのに。無理をすることが美徳とは私は思わないのだけれど
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2018-08-22
まだ蓄えはあったのに誤って結構な量の麦茶を余分に作ってしまった。少しずつ飲んでいっても良かったのだが、ふと思い立ち、近くで哨戒にあたっている白狼天狗達に振る舞ったところ、やはりこの暑さの中での哨戒任務は堪えるものがあったのだろう、大層喜ばれ、感謝された。
少し調子付いた私はそのまま博麗神社まで向かい、霊夢にも麦茶を差し出したところ、「あんたもたまには気が利くのね」と彼女らしい感謝の言葉を頂けた。しばらく話をしていると魔法の森の方角から魔理沙が箒に乗りながらやってきたので、同じように茶を勧めると「おお、文もたまには気が利くな」と霊夢の時と同じような事を笑顔で言われた。私はそこまで気が利かない奴と思われていたのかしら?
菓子を出して貰えたのでそのまま半刻程話してると、急に記事のことが頭に浮かんだので、適当なところで話を切り上げて帰宅した。麦茶で満たされていた容器はすっかり軽くなっていた。
今日は笑顔をたくさん見れたし、たまにはこういうのも良いのかもしれない。少し休んだら○○の笑顔も見に行こうかしら
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2018-08-28
今日は友人の誕生日会が小規模ながら催されたので出席した。と言っても堅苦しいものはなく、ただある程度気心の知れた友人達が集まって、宴会のように美味い酒と美味い料理を食うだけの会だ。
誕生日、という日を記憶している天狗はほぼいないだろう。というのも、我々天狗のうち殆どは百年、千年前まで鴉や狼だったりするもので、自分がいつ産まれたかなんて覚えていないのだ。血の繋がった天狗の親を持つ「生まれながらに天狗やってる」ような奴でもなければ誕生日なんてわからないというわけだ。
少し羨ましいな。自分がいつ生まれたかも分からないよりは、分かっている方が生きている実感を得られると思うし。何よりも酒を飲む口実になるのはずるい。今からでも適当に誕生日でっち上げようかしら?
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名前:射命丸 文
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むしろフェイバリット!
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