名前:巽幸太郎と伝説のフランシュシュ

蘇った回数58.SAGA

ナイスよかったい


「いや待って・・・一見同じに見えるけど・・・これは!」ぱくぱくずるずる

マクギリス
「まさか・・・」ぱくぱく

ビスケット
「これは・・・」ずるる

3人
「美味しい!!!」

さくら
「えぇ・・・どやんかこと?」


「さっきと違って臭いも粘りもある・・・けどそれがいい!」

草加
「なるほど」

みやこ
「一般的なイメージで嫌だと思われてた納豆の特徴を消さずに活かしたんだね」

●●
「二人が出す料理はトレースして完全に読めていた」


「流石というか・・・」

●●
「そこからはアレンジだ」

ビスケット
「臭みや粘りを嫌なものだと思って取り除いたけど」

マクギリス
「我々の料理は間違っていたいう事か」

●●
「料理には引き算も必要だ。しかし決めつけで良い要素に気づけない事もある」

マクギリス
「ふっ・・・なるほどな。ビスケット、●●の言わんとしている事が分かるな」

ビスケット
「はい・・・」

母親
「うぅ・・・みんな・・・ごめんねぇ」しくしく

●●
「ビスケット。この料理は昔の俺だったら作れなかったものだ」

マクギリス
「驚いたよ、君の料理の腕は完成されたものとばかり思っていたが」

●●
「俺を成長させてくれた人達がいたからだ」

ビスケット
「成長・・・」

●●
「鬼だと決めつけて外に出すのは早計だと思うぞ」

マクギリス
「耳が痛いな」

●●
「福ってのは案外、すでに内にいるものだと思うからな」

ビスケット
「ありがとう●●・・・目が覚めたよ」

●●
「あとこれは経験談だが・・・もっと誰かを頼れ。長男だからって気負いすぎだ」

ビスケット
「ふふ・・・凄い説得力だな」

仗助
「そうだよ兄ちゃん!もっと俺を頼ってくれよ!母ちゃんだって立ち直れる!」

ビスケット
「仗助・・・そうだよな。わかった、もっと二人を頼るよ」

禰豆子
「うー!」

ビスケット
「おっと、禰豆子もいたよな」

●●
「よし、気を取り直して皆で豆まきするか」

みんな
「おー!」

さくら
「ところで勝敗は?」


「●●の勝ち。私の舌を唸らせる皿はあいつしか出せないわ♪」

たえ
「がう♪」

みやこ
「みんな豆は持った?」

ひなた
「準備万端だぞ!」


「あれ?鬼は・・・」

内海
「草加じゃないのか?」

草加
「どういう意味かなあ?」

●●
「鬼なら俺が用意している」


「まさか私達じゃないでしょうね?」

たえ
「がう!」

さくら
「0号ちゃんやと豆ば食うてしまうったい」

●●
「そのつもりならフランシュシュ全員を呼んでいる」

ビスケット
「じゃあどこに・・・」

鬼は・・・
鬼滅の節分SAGAその五