【純子たちが外へ出たあと残るフランシュシュは幸太郎に無断で外出をしていた】
さくら
「だ、大丈夫だと?もし幸太郎さんにバレたら・・・」
サキ
「いつも平気でやっとることやろ!今さら御託ば並べんなや!」
リリィ
「リリィ丸坊主は絶対に嫌だからねー」
ゆうぎり
「そいで、これからわっちらは何処へ向かうんでありんすか?」
愛
「お台場よ」
たえ
「うああう?」
ゆうぎり
「おだいば・・・たしか黒船のぺりいはんを横浜まで追い立てた港でありんしたなあ」
サキ
「おおう、姐さんも知っとったとは意外や。つーかそがん古か場所やったとか」
リリィ
「そこで歴史の勉強でもするのー?」
愛
「なに言ってるの、私達はアイドルよ?そこで話題になってるスクールアイドルを視察しに行くのよ!」
さくら
「わ~楽しみ~♪どがんアイドルがおるとかな~?」
【お台場】

愛
「ここが虹ヶ咲学園ね。いつのまにこんな学校が」
リリィ
「リリィもビックリだよ」
愛
「今日は別の学校のスクールアイドルも来てるみたい」
さくら
「愛ちゃん詳しかね」
愛
「●●に頼んだら調べてくれたわ」
サキ
「グルなんかい!」
ゆうぎり
「急な予定やったのに、●●はんは流石でありんすなあ」
愛
「・・・この学校のスクールアイドルに1人知り合いがいたらしいわ」ちっ
サキ
「不機嫌やな」
【そしてライブが終わり】
愛
「むぅ・・・思ったよりレベルが高いわね」
ゆうぎり
「わっちらと違うて一人ずつ歌うんでありんすなあ」

さくら
「ゲストに来てた近江遥ちゃんって子がかわゆす~♪」

??
「でしょ~?彼方ちゃんの自慢の妹なんだよ~♪」
リリィ
「あ、ステージで歌ってた人だ」
愛
「たしか近江彼方。そっか苗字が一緒だから姉妹だったのね」
彼方
「お目が高いね~遥ちゃんのファンになってくれると彼方ちゃんも嬉しいよ~♪」
さくら
「えへへ♪私も嬉しか♪」
【さくらと彼方は不思議と意気投合した】

宮下愛
「みんなー!今日は来てくれてありがとー!」
ゆうぎり
「そういやあ、あの子も愛はんいう名前でありんすなあ♪」
愛
「・・・そうね」ちっ
サキ
「不機嫌やな」
リリィ
「そっとしとこう?」
宮下愛
「いぇーい!」たゆんたゆん
愛
「くっ!」
【不機嫌ではあったが対抗心から良い刺激になった愛なのであった】
お台場のスクールアイドル、おわり