《宿に戻った二人は夕食を済ませた》
純子
「どれも美味しい料理でしたね♪流石に全部は食べきれませんでしたが・・・」
●●
「気にするな。残りは俺が完食したからな」
純子
「●●さん巽さんと同じくらい身体が大きいですし、やはりたくさん食べるのですね」
●●
「筋肉もあるから消費カロリーは必要なんだ。まだ胃袋に余裕あるくらいだ」
純子
「筋肉・・・///」ごくり
●●
「さて、純子は入浴するんだったな。俺は共同の風呂に行って適当に時間を潰しておく」
純子
「あ、はい・・・お気遣いありがとうございます♪///」
《●●は部屋を出た》
純子
「この部屋の風呂は広いですね・・・共同でなくともくつろげます♪」
●●
『俺は共同の風呂に』
純子
「共同の・・・お風呂・・・」はっ
《●●の言葉をすぐに思い出し純子は気づいた》
純子
「そうでした・・・●●さんはゾンビじゃなくて人間・・・でも・・・」
《●●も普段はメイクで傷を隠しているということに》
純子
「あの身体の傷で・・・いったいどこのお風呂に行こうというのですか?」じわ
《充分な時間が経ったのち、●●は部屋に戻ってきた》
純子
「すーすー・・・」zzzzz
●●
「純子・・・寝てたか。ん?」
《●●はメモ紙のメッセージを見つけた》
【おかえりなさい。私はもう寝ますので●●さんは気にせず部屋の風呂を使ってください】
●●
「純子・・・やっぱ気付くか」
《お言葉に甘えて入ったらどうだ?温泉なんて長いこと入ってなかっただろう?》
●●
「そういえばそうだな・・・最後に入ったのは小学生くらいだった気がする」
《純子を起こさないように●●は静かに部屋の風呂へと入った》
●●
「ふぅ・・・我ながら良い部屋を選んだ。純子もさぞ満足できただろう」
??
「はい・・・とても満足できました」
え?