内海
「なあ●●、裕太は結局ただのNPCだったのかな」
六花(宝)
「それ私も気になってた。もうあの世界は消滅しちゃったから分からないけど」
六花(小)
「裕太って誰?」
六花(宝)
「忘れちゃったの!?」
六花(菱)
「あ・・・ダイジェスト版で省略されてたわ」
●●
「これは仮説だが、裕太はみゃー姉の思考から作られた別人格なのではないかと思う」
六花(小)
「別人格」
●●
「あの世界はみゃー姉の為に作られ都合の良い設定にしていた。NPCも単調なものだったはずだ」
六花(菱)
「そんな中で彼だけが異彩を放っていた・・・」
●●
「裕太はみゃー姉に敵対するわけでもなかったが、甘やかしている様子もなかった」
六花(宝)
「みゃー姉の良心の表れだったって事なのかな」
●●
「おそらくな」
内海
「きっとそうだよ。だって裕太は俺たちを助けてくれたんだぜ」
六花(菱)
「そうだったね・・・」
エックス
『しかしそうなると彼女は自分自身を刺した事に』
六花(小)
「黙れ」
エックス
『はい』
●●
「過ぎたことだ。それに結果として裕太は死んではいなかった。それが意味するところは」
内海
「最後まで負けなかったって事だよな」
六花(宝)
「そうだね。裕太も・・・私達と同じ同盟の一員だよ」
後日談。響裕太、おしまい
同盟を結ぼうかSAGA響裕太