【斧がPCを破壊するより早くモニターが光りトレギアは巨大化し出現した】
トレギア
「危ないところだった・・・」
●●
「一手、遅かったか。内海、頼んだ」
内海
「おう!」ピカッ
トレギア
「その姿は初代ウルトラマン・・・なるほどエックスのデータから再現したのか」
内海
「トレギア!お前を倒してみゃー姉を救う!」
トレギア
「みゃーねえ?・・・ああそうか・・・まだ気づいていないのか」
内海
「なんだって?」
●●
「内海、奴の言葉に耳を貸すな。早めに決着をつけたほうがいい」
内海
「お、おう・・・行くぞ!」だっ
トレギア
「はっは・・・どうやら賢そうな友達は気づいているようだね・・・」ガシッ
内海
「さっきから何だ!何の話をしているんだ!?」
トレギア
「気づいていないのなら教えてあげよう・・・君達が救おうとしている『みゃー姉』なる子は・・・」
●●
「聞くな内海」
トレギア
「私と一緒にいた『新条アカネ』くんだよ」
内海
「なっ・・・」
トレギア
「スキあり」ズドン
内海
「ぐあああ!」ドシーン
六花(宝)
「内海!」
六花(小)
「たった一撃で・・・変身が解けてしまった」
内海
「う・・・あ・・・」
六花(菱)
「まずいわ●●!現実の内海にもダメージが!このままじゃ・・・」
●●
「全員強制ログアウトだ。すぐに内海を治療する」ピ
裕太
「みんな!?一瞬で消えてしまった・・・外から来たというのは本当だったのか」
トレギア
「素早い判断だ・・・エックス、良い相棒を見つけたようだね」
アカネ
「やっと帰った・・・」
トレギア
「すまなかったねアカネくん。君の友達を傷つけてしまった・・・私も必死だったんだよ」
アカネ
「いいよ別に・・・」
裕太
「新条さん・・・」
【ログアウトした俺たちはすぐに内海の治療に移った】
六花(菱)
「止血は済んだわ、出血量は多くないけど・・・この状態じゃ救急車が来ても間に合わない」
●●
「仕方ない、最終手段だ」
六花(宝)
「本当にするの・・・?」
●●
「こうなった場合、受け入れると内海も承諾した」
六花(宝)
「そうだけど!」
●●
「ならこのまま見殺しにするか」
六花(宝)
「!?」
●●
「すぐ始める。六花、補助を頼む」
六花(菱)
「・・・わかったわ」
【内海を救うため俺は改造手術を内海に施した】
六花(小)
「大丈夫か?」
六花(菱)
「容態は安定したわ・・・もう大丈夫よ」
●●
「助かった六花。ゆっくり休んでくれ」
六花(菱)
「えぇ・・・」ぐったり
しばらくして