六花(宝)
「あれ?●●・・・デバイザーの形が変わってない?」
六花(小)
「かっこいい!ズルい!」
デバイザーからの声
『すまない・・・緊急事態のため急遽こちらへ避難させてもらった』
六花(菱)
「さっきの巨人と同じ声だわ・・・いい声してるわね」
内海
「なぁ・・・あんたはまさか・・・ウルトラマン・・・なのか?」
デバイザーからの声
『私を知っているのか?そうだ・・・私はウルトラマンだ』
『ウルトラマン・・・・・・エックスだ!』
●●
「エックス。未知を表す言葉か」
六花(宝)
「ねぇ・・・でも●●の言ったとおりなら、あなたは侵入者・・・なのよね?」
内海
「そうだった!いったい何のためにこの世界へ来たんだよ?」
エックス
『目的があって、この世界へとやって来た。私はある存在を追っていたのだ』
内海
「わかった!あの怪獣だな?」
エックス
『いや違う・・・だが無関係という事でもない』
六花(小)
「どういう事だ?」
●●
「あの怪獣の反応を見たが侵入者の反応は無かった」
六花(宝)
「え?それってどういう事?まさか元々この世界にいたという事?」
●●
「少し違うな。少なくとも俺たちはあの怪獣をプログラムしてはいない」
六花(菱)
「そうか分かったわ・・・何者かがあの怪獣をこの世界で作り出したのね」
内海
「そうか・・・だから侵入者の反応が無かったのか」
●●
「そうなるだろうな。そしてエックス、あなたは怪獣を作り出した何者かを追ってきた。そうなのだろう?」
エックス
『その通りだ。私は奴を追ってこの世界まで来た・・・だがこの世界への介入と戦闘で力を消耗してしまい現在は思うように戦うことができない』
内海
「まいったな・・・怪獣は追っ払っただけで倒したわけじゃない・・・きっとまた来るぞ」
六花(宝)
「どうにかして倒す方法はないのかな・・・」
●●
「俺にプランがある、六花・・・ジャンクショップへ行っても大丈夫か?」
六花(宝)
「え?うん・・・大丈夫だと思う」
六花(小)
「どうするのだ?」
●●
「現状のままでは、みゃー姉は救えない。説明しながら店へ向かうぞ」
【ジャンクショップへ移動しながら●●は簡単に説明をした】
●●
「エックスのデータを元に俺たちで怪獣対策プログラムを作る」
内海
「それって俺たちで新たなウルトラマンを作るってのか?」
●●
「あぁ。だが怪獣の存在もまた未知だ・・・倒せる可能性を高くするために用意しなければならないものがある」
六花(宝)
「それで店のジャンクが必要なのね」
●●
「あぁ。デバイザーのみでは対策が追いつかない」
六花(菱)
「もしかして・・・みゃー姉と同じようなヘルメットを作る気?」
六花(宝)
「危険じゃない?最悪みゃー姉と同じ目に遭う可能性も・・・」
●●
「半分正解だ。だが作るのはメットだけじゃない・・・全身で着るタイプだ」
内海
「スーツかよ!」
ショップに到着