みやこ
「辛いよ・・・今がこんなにも惨めだから」
トレギア
「皮肉な話だ。楽しかった頃の思い出が彼女を苦しめている」
エックス
『同盟のみんなが足枷になっていたとでも言うのか!』
六花(菱)
「そっか・・・」
六花(小)
「なら思い出さずとも良い」
みやこ
「え?」
六花(宝)
「さっきも言ったけど、みゃー姉は立ち止まっているだけだよ」
内海
「ああ、振り返るのも辛いなら・・・前だけ見てガムシャラに走ればいい!」
みやこ
「でも・・・怖いよ・・・」
●●
「いくらでも背中を押すと言っただろ。ここまで来ればもうみゃー姉の意見は聞かない」
みやこ
「強引だよ・・・本当に」すっ
トレギア
「アカネくん!まさかこの世界から出る気なのか!」
みやこ
「うん・・・もう帰る」
トレギア
「そんな事は・・・許さない!」カッ
同盟
「うわ!」
エックス
「まずいぞ●●!強制的に排出された!」
●●
「心配はいらないエックス。みゃー姉は帰る意思を示した」
トレギア
「だから何だと言うのだ・・・私が彼女を解放しなければ意味はない」
みやこ
「やだ!私は皆と一緒に帰るの!」
同盟
「みゃー姉!!!!」
●●
「みゃー姉、みんな・・・俺たち全員で戦うぞ!」
エックス
『これは・・・エクスラッガー』
●●
「行くぞエックス。決着をつける!」
エックス
『あぁ!』
●●・エックス
「『エクシード!!エーックス!!』」
エクスデバイザー
『ウルトラマンエックス・パワーアップ』

トレギア
「な・・・みやこ君が・・・向こうへ」
内海
「これは・・・俺たちがエックスに?」
六花(小)
「凄い!」
六花(菱)
「みゃー姉もこっちにいるわ!」
みやこ
「みんな・・・ごめん」
六花(宝)
「話はあとで聞くよ・・・今は」
●●
「あぁ。一緒に戦ってくれ」
みやこ
「うん!」
トレギア
「何故だ・・・君はこの世界が心地良かったのではなかったのか?」
みやこ
「心地良かったよ。でもそれは私が甘えてただけだった・・・」
トレギア
「それのどこがいけない?君の人生だ」
みやこ
「うん・・・だからみんなと一緒にいるのが良いって思った。たとえ思い出が苦しくても」
トレギア
「踏みとどまってはくれないのか」
エックス
「無駄だトレギア。彼女はもうお前に惑わされない」
●●
「これで終わりだ。行くぞみんな!」
同盟
「おう!!!!!」
【同盟とエックスの力はトレギアを圧倒した】
トレギア
「ぐあああああああああ!」
内海
「やった!トレギアを倒したぞ!」
みやこ
「トレギア・・・さよなら」
エックス
『これで全て解決か・・・短いようで長い数日間だったな●●』
●●
「いや・・・まだ後始末がある」
六花(小)
「なんだ?」
●●
「このゲーム世界を消滅させる」
六花(宝)
「消滅・・・」
内海
「なんか勿体無いけど・・・仕方ねぇよな」
みやこ
「未練は完全に絶たないと・・・」
そのとき・・・