名前:巽幸太郎と伝説のフランシュシュ

蘇った回数58.SAGA

ナイスよかったい

ゆうぎり
「うぅん・・・」ぎゅっ

●●
「ゆうぎり・・・いつの間に俺の部屋へ」

《どうりで夢見るわけだ》

●●
「ゆうぎりも七夕だから思い出したのだろうか」

《・・・・・・さあな》

ゆうぎり
「うん・・・おや?●●はん・・・起きていんしたか」むく

●●
「おはよう・・・珍しく寝ぼけていたのか?」

ゆうぎり
「ふふっ♪布団を間違えてしまいんした」

●●
「そもそも部屋が違うのだがな・・・まあいい」


「良くないわよ!///」バーン

ゆうぎり
「おや、おはようさん♪」

●●
「起きるの早いな」


「なに普通に会話してるのよ!///ふ、二人して・・・な、ナニを・・・?///」わなわな

ゆうぎり
「さて・・・なんでありんしょう?」ぎゅっ


「離れなさーい!///」

《こうして七夕の日は過ぎて、いつもの日常が始まった》

●●
「ゆうぎりが18までの頃しか見られなかったが・・・たしか1年経って死んだんだよな」

《そうなるな。気になるか?》

●●
「別に」

《少しは気にする素振りしてくれないと悲しいぜ》

●●
「ゆうぎりが話してくれるのなら聞くだけだ」

《かー!少しは性格が丸くなったと思ったが、そういうドライなところは変わらないな》

●●
「簡単に答えを得られるものに興味が沸かないだけだ」

《嫌味な野郎だ》

●●
「女の過去を詮索するのは“野暮”ってやつなんだろう?旦那」

《旦那はよせ》

●●
「それに・・・いずれ知る機会が来る。そんな気はする」

《予想は当たる事となる。●●は後にゆうぎりの死の真相を知る》

《思い出したくもない・・・あの結末を》

七夕メモリアルSAGA、おしまい

あとがき
七夕メモリアルSAGAその八