楼主
「すっかり貫禄がついてきたな、ゆうぎり」
ゆうぎり
「ほんざんすかえ?ふふっ♪」
楼主
「こいつは旦那からの選別だ。お前の仕事っぷりを聞いて送ってくれたぞ」
ゆうぎり
「おや、煙管・・・これまた高価でありんすなあ」
楼主
「俺が吸いたいくらいだよ。愛されてるなあ」
ゆうぎり
「ふふっ♪光栄でありんす」
《翌年の七夕。ゆうぎり数え年18》
女衒
「《ゆうぎり、お前乳がでかくなったな。見違えたぞ》」
ゆうぎり
「主様(ぬしさま)が来るんを待ち焦がれていたら、胸に募っていんした♪」
女衒
「《ははっ!んなこと言って、他の男に揉まれたからじゃないのか?》」むにゅ
ゆうぎり
「うぅん♪///・・・・・・いけず///」
女衒
「《もうすっかり立派な女だ・・・抱くぞ》」
ゆうぎり
「・・・・・・あい♪///」ぎゅっ
女衒
「《で、どうなんだ?今日まで何人に抱かれた?言ってみろ》」くりくり
ゆうぎり
「うあぁん!?///ひ・・・一人だけ・・・///」びくんびくん
女衒
「《おいおい本気で言ってるのか?誰とも寝ずに花魁になったってのか?》」ぺろぺろ
ゆうぎり
「あい・・・///床入りになったら・・・おとなしく寝かしていんした///」ぴくぴく
女衒
「《マジか?》」
ゆうぎり
「マジでありんす///」こくん
女衒
「《やれやれ・・・本当に大した女だ。ますます気に入った♪》」
ゆうぎり
「ずっとご無沙汰で・・・我慢するんが辛かったでありんす・・・んむっ」ちゅっ
女衒
「《んむっ・・・ぷはっ・・・みたいだな♪なら今夜はとことん悦ばせてやろう》」
ゆうぎり
「あい♪///」
チュンチュンチュン
●●
「・・・・・・」ぱちっ
《目が覚めたか》
●●
「なんて夢を見せやがる」
《仕方ねぇだろ?ゆうぎりと再会して久しぶりの七夕だったんだ。思い出すなってのが無理な話だ》
夢から覚めて