●●
「この酒は・・・剛雄さんに買ってもらったものだからだ」
リリィ
「!?・・・・・・パピーに?」
●●
「あぁ・・・今日が誕生日で成人する知り合いがいるから選んで欲しいと頼んだ」
リリィ
「パピーの・・・選んでくれた」
●●
「息子が成人したら一緒に飲むつもりだった酒だと・・・そう言っていた」
リリィ
「パピー・・・」
●●
「欲を張れば剛雄さんから直接リリィに渡してもらうのが理想だったんだがな・・・」
リリィ
「充分だよ・・・・・・パピーからリリィへのプレゼントだもん」
●●
「飲むか?」
リリィ
「うん・・・日付が変わらないうちに飲みたい♪」
●●
「よし注いでやろう」
リリィ
「そのグラス小さすぎない?子供サイズとか言わないよね?」
●●
「冷酒グラスだよ。酒によってグラスも違うんだ」
リリィ
「ふーん・・・ねぇグラスもう一つある?」
●●
「あるけど・・・どうするんだ?」
リリィ
「●●が・・・パピーの代わりに乾杯してほしいの」
●●
「・・・・・・いいのか?俺で」
リリィ
「うん・・・お願い」
《何があっても飲酒はしないと思った●●であったが》
●●
「だったら・・・先生には内緒にしてくれよ?」にかっ
リリィ
「絶対に言ってやらないもん☆」にしし
2人
「「乾杯♪」」ちん
リリィ
「いただきます」くぴくぴ
《リリィが飲んだのを確認してから続いて●●も酒を飲んだ》
●●
「うん・・・酒を飲むのは初めてだがコレは香りが良い・・・上質だ」くんくん
リリィ
「・・・・・・」くぴ
●●
「どうだリリィ?リリィも初めての酒だから分からないだろうが」
リリィ
「うん・・・味なんて全然わからないや・・・でも」
でも・・・