●●
「ない」
みんな
「え」
●●
「6歳と7歳と8歳と9歳と10歳のときと11歳と12歳と13歳のときもずっとなかった」
さくら
「な、なにを・・・?」
●●
「クリスマスプレゼントだろ」
みんな
「・・・・・・」
ゆうぎり
「良かったら、話してくれやしまへんか?」
愛
「ちょっと、ゆうぎり・・・」
●●
「別にいいぞ。そうだな・・・最初は6歳のときからだ」
《記憶を失ってからの最初のクリスマス。引き取られたのは教会だったから当日は当然忙しかった》
●●
「たくさんの人が教会に来てたからな。俺も毎年手伝っていたよ」
愛
「そういえば引き取ってくれた人は神父さんって言ってたわね」
●●
「当時は万梨阿と美沙の一家も毎年教会に来ていた」
サキ
「はーん?あん二人がおとなしく来とったんか」
純子
「お子様の名前からすると信心深そうですものね」
サキ
「え?なして?」
さくら
「サキちゃん、あとで説明するけん」
ゆうぎり
「それにしても義理とはいえ●●はんは孝行息子やったんどすなあ♪」
リリィ
「そこまで良い子にしてたのに・・・」
さくら
「そうやね・・・プレゼントくらいはあっても良かったんやなか?」
●●
「プレゼントらしいものは無かったが、義父さんは毎年決まった料理を振る舞ってくれた」
愛
「なによ、あるじゃないの♪」
その料理とは