さくら
「そういえば●●くん英語がペラペラで驚いたっちゃ」
内海
「あぁ・・・そういえばそうだよな」
六花(小)
「言霊を操りし力よ」
六花(宝)
「小6に出会ったときから話せてたよね」
六花(菱)
「ふふっ、天っ才だからかしら?」
●●
「・・・なんで話せるんだろな」
みやこ
「いや自分の事でしょ!」
内海
「なんだよ?英会話教室にでも通ってたとかじゃないのか?」
●●
「少なくとも通ってた記憶はない。授業以外じゃ習った覚えもないな」
六花(菱)
「じゃあ授業で習得できたのではなくて?」
●●
「記憶にはなくても、すでに理解していたという認識なんだ」
六花(宝)
「それってやっぱり・・・」
六花(小)
「忘却の彼方にある・・・記録か」
さくら
「え?え?」
みやこ
「記憶を失う前に習ってたかもしれないって事だね」
さくら
「えぇー!●●くん記憶喪失だったと!?」
みやこ
「あ・・・言っちゃダメだったかな?」
●●
「問題ない。そういえば言った事あったような、なかったような」
さくら
「知らんかったと・・・」
●●
「別にわざわざ言う事でもないからな」
さくら
「むっ・・・」むす
内海
「おい●●、1号さんはな・・・」
●●
「仲間外れにされたとでも思ったか」
さくら
「そうだもん!」ぷんぷん
六花(宝)
「そういうところは昔から変わらないよね・・・」やれやれ
●●
「すまん1号。仲間外れにしてるつもりはなかった」
さくら
「ほんなこつ?」
みやこ
「だんないよ1号ちゃん♪」
さくら
「どこの方言だとですか・・・」
みやこ
「最近の●●くんお茶目だけど、決して誰かを傷つけたりはしない子だから」
さくら
「それは・・・分かっとると///」
《日も暮れ始めてきたので帰ることにした》
内海
「じゃあな1号さん、いつでも来てくれよな♪」
六花(宝)
「自分の家でもないのに」
みやこ
「いいよ♪ここは同盟の基地みたいなところだし」
さくら
「そう言ってくれると・・・がば嬉しい♪」
みやこ
「そうだ●●くん」ひそひそ
●●
「なんだ?」ひそひそ
みやこ
「“それ”、帰ったら渡すつもり?」にこにこ
●●
「相変わらず目ざといな」ひそひそ
みやこ
「誰が本命かは分からないけど、1号ちゃんは知らないみたいだから安心していいよ♪」
●●
「・・・まだ安心はできないな。色々と」
さくら
「●●くーん?」
●●
「待たせたな」
内海
「●●と何を話してたんだ?みゃー姉」
みやこ
「んー?内緒♪」
内海
「なんだよー」
屋敷に帰る