名前:巽幸太郎と伝説のフランシュシュ

蘇った回数58.SAGA

ナイスよかったい

《●●はみんなに事情を説明した》


「つまり・・・今日ライブ会場に来てた●●は・・・」

さくら
「ロボット?」

●●?
「ロボットとは違う。機械である事に変わりはないが」

ゆうぎり
「しかし、こうして並ぶと見分けがつきんせん」

純子
「本物の●●さんも無表情である事も多いですからね」

リリィ
「流石にすっぴん状態までは真似してないんだね」

●●?
「無駄だからな」

サキ
「見事に騙されたわ・・・最初から気づいてたのはたえだけか」

たえ
「がう」


(最初に気づけなかったのが悔しいわ・・・●●が来てくれたと思って舞い上がってたのね私・・・)くっ

リリィ
「巽はあらかじめ知ってたんだね」

幸太郎
「当たり前じゃボケェ」

●●?
「そういう事だ。今後、●●が不在の時は俺がマネージャーを務める」


「不在の時・・・ね」

幸太郎
「・・・・・・」

●●
「天っ才な頭脳を除けばスペックは俺と同等だ。安心してくれ」

純子
「少し怖いですけど・・・よろしくおねがいします」おそるおそる

●●?
「任せてくれ」

サキ
「けどよ、ぱっと見て見分けつかんのはややこしいよな」

ゆうぎり
「服装はその紫のもんだけ着てもらうのはどうでありんしょ?」

●●?
「構わん」

さくら
「替えの服とか大丈夫だと?」

●●
「俺が同じ服を作るよ」

純子
「流石、器用ですね♪」

リリィ
「あとは・・・名前はどうする?」

ゆうぎり
「見た目は一緒でも別人でありんすからなあ・・・なんて呼べばええか困りますなあ」

●●?
「俺の・・・名前・・・?」

●●
「どうしましょうか先生?」

幸太郎
「俺に振るな。お前らが決めればいいだろう」

さくら
「愛ちゃんはなんて名前がよかかと思う?」


「別に・・・どうだっていいわよ」

さくら
「そんなぁ・・・」

サキ
「さくら、お前が決めろや」

命名
ドッペルゲンガーSAGAその八