《●●はみんなに事情を説明した》
愛
「つまり・・・今日ライブ会場に来てた●●は・・・」
さくら
「ロボット?」
●●?
「ロボットとは違う。機械である事に変わりはないが」
ゆうぎり
「しかし、こうして並ぶと見分けがつきんせん」
純子
「本物の●●さんも無表情である事も多いですからね」
リリィ
「流石にすっぴん状態までは真似してないんだね」
●●?
「無駄だからな」
サキ
「見事に騙されたわ・・・最初から気づいてたのはたえだけか」
たえ
「がう」
愛
(最初に気づけなかったのが悔しいわ・・・●●が来てくれたと思って舞い上がってたのね私・・・)くっ
リリィ
「巽はあらかじめ知ってたんだね」
幸太郎
「当たり前じゃボケェ」
●●?
「そういう事だ。今後、●●が不在の時は俺がマネージャーを務める」
愛
「不在の時・・・ね」
幸太郎
「・・・・・・」
●●
「天っ才な頭脳を除けばスペックは俺と同等だ。安心してくれ」
純子
「少し怖いですけど・・・よろしくおねがいします」おそるおそる
●●?
「任せてくれ」
サキ
「けどよ、ぱっと見て見分けつかんのはややこしいよな」
ゆうぎり
「服装はその紫のもんだけ着てもらうのはどうでありんしょ?」
●●?
「構わん」
さくら
「替えの服とか大丈夫だと?」
●●
「俺が同じ服を作るよ」
純子
「流石、器用ですね♪」
リリィ
「あとは・・・名前はどうする?」
ゆうぎり
「見た目は一緒でも別人でありんすからなあ・・・なんて呼べばええか困りますなあ」
●●?
「俺の・・・名前・・・?」
●●
「どうしましょうか先生?」
幸太郎
「俺に振るな。お前らが決めればいいだろう」
さくら
「愛ちゃんはなんて名前がよかかと思う?」
愛
「別に・・・どうだっていいわよ」
さくら
「そんなぁ・・・」
サキ
「さくら、お前が決めろや」
命名