アル
「それにしても最低最悪の魔王とか、未来の私ってどんな姿してるのよ」
●●
「50年後だし魔女みたいになっていそうだ」
アル
「いやー!想像したくない!」
ウィズ
「写真ありますよ♪」
アル
「やだ怖くて見れない!でも気になる!」
ウィズ
「どうぞ♪」

アル
「見る影もない!」
つかさ
「変身した姿だからな」
アル
「もしかして、あまりにも醜くなってるから変身して隠してたりするの?」
ウィズ
「いえ、博士によるアンチエイジングで見た目は若いままですよ?」
アル
「そっちの写真はないの?」わくわく
つかさ
「切り替え早ぇな。私も変身してない姿は知らないから気になるな」
ウィズ
「特別ですよ?」

アル
「やだカッコイイ!美人じゃない♪実力至上主義って感じ!」
つかさ
「まー見た目は大事だしな」
アル
「なによ素直に褒めなさいよね」
ウィズ
「まぁ中身は残念なままですが」
アル
「え」
ウィズ
「博士もそんな社長を支えるべく優秀な幹部を集めたそうで」
つかさ
「それでよく社長が務まったな」
ウィズ
「不思議と人望はありますから♪」
アル
「素直に喜べない!」
《一方●●は50年をかけてもアルの残念さを矯正できない未来に不安を覚えていた》
おわり