アル
「タイムジャッ課っていつ襲ってくるのかしら」
ウィズ
「これまで襲われた事はないのですか?」
アル
「え!?もうこの時代にいるわけ!?」
ウィズ
「それぞれ飛んだ時代は違いますが、少なくとも今より前には来てるはずです」
つかさ
「お前よく今まで無事だったな」
●●
「目的がアルの抹殺ではないんじゃないか?」
ウィズ
「そうでした」
アル
「ちょっと!」
ウィズ
「このライドウォッチが重要なのです」
アル
「これって変身に使うだけ以外にも重要なわけ?」
ウィズ
「はい。いうなれば我が社の株券みたいなものですから」
つかさ
「急に会社ぽくなったな」
アル
「過半数あれば支配できるみたいなあれよね?」
●●
「全部でどれくらいある?」
ウィズ
「我が魔王が今所持ている分を含め21あります」
アル
「たった2つ!?ヤバいでしょ!」
ウィズ
「残りはタイムジャッ課に分配されたようです」
つかさ
「おいおい誰か一人に買収されたらアウトじゃね?」
ウィズ
「その点はご心配なく。現社員ではない別の者を社長に擁立する事を条件として分配されたと聞きましたから」
アル
「誰よ!?そんな面倒なことしちゃってくれたのは!」
ウィズ
「博士です」
●●
「だと思った」
アル
「獅子身中の虫!?」
ウィズ
「ですが未来の魔王も容認されてました」
つかさ
「ぶっ飛んでんな」
アル
「えぇ・・・なに考えてんのよ未来の●●と私」
●●
「それで、残り19のウォッチをタイムジャッ課から今のアルが取り戻せばいいわけか」
ウィズ
「はい。ですがタイムジャッ課は4人いて一人4つのウォッチを所持してます」
アル
「ん?待って・・・そうなると3つ余らない?」
ウィズ
「はい。その3つの所在は私にも把握できていません」
アル
「ますます面倒ね・・・まあ最悪11あれば社長の座は安泰のはず」
ウィズ
「いえ、21全てないと社長になれません」
アル
「ハードモードすぎない!?」
【ちなみに3つの内1つは桐生つかさが所持しているが黙っていた】
つかさ
「大変だなー」
【そして残る2つは●●が持っていた】
●●
「頑張れよ」
おわり
ゼットの未来SAGAタイムジャッ課とライドウォッチ