《●●が誕生日を迎えて数日のこと。今日は平日》
さくら
「あ、●●くんおはよ!あれ?そん格好・・・」
サキ
「お?どがんした●●?学生でもなかとにそん格好」
さくら
「いやいや●●くん高校生だと!」
サキ
「そうやったな」
リリィ
「えー!?●●学校に行っちゃうのー?せっかくリリィたち今日はオフだったのにー・・・」
ゆうぎり
「●●はんが帰ってくるまで退屈でありんすなあ・・・」
たえ
「がう・・・」ぎゅっ
純子
「ダメですよ、たえさん。●●さんは学生ですから学校に行くのが当たり前なんです」
愛
「そうよね・・・春休みももう終わりだし新学期の時期になるものね・・・」
みんな
「・・・・・・」ズーン
《みんなが暗い雰囲気になってしまう》
《春休みが長めだったためか毎日一緒にいるのが当たり前になっていた事も原因である》
●●
「・・・・・・!」ピコーン
《●●は自分の部屋へ急いで戻り皆にタブレットPCを渡した》
愛
「なによ?これで暇つぶしでもしろって言うの?」
●●
「♪」ピピピピピ
《●●が操作するとタブレットに映像が映った》
リリィ
「あ、リリィたちが映ってるー☆」
さくら
「これ・・・●●くんの見よー映像と?」
純子
「右眼の義眼からの景色がそのまま見られるのですね・・・」
ゆうぎり
「なるほど♪」
サキ
「もしかしてこれで学校ん様子ばあたしらに見せてくっと?」
●●
「♪」ソーダヨ
愛
「ふーん・・・面白そうじゃない♪●●の学園生活、じっくりと見させてもらおうかしら」
たえ
「がう♪」
《●●は皆の様子を見て安心して屋敷を出た》
通学途中、最初に会ったのは