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「風呂が狭かったなぁ・・・」のっしのっし
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「俺たちの体格じゃ誰が入っても狭いですよ。鬼関みたいな力士は別でしょうけど」のっしのっし
ゆうぎり
「おや・・・●●はん、あの方たちは」
●●
「驚いたな」
横綱
「あ」
力士
「あ・・・升席でイチャついてたカップル」
ゆうぎり
「おや●●はん、わっちら関取はんらに見られていんしたようですなあ♪」
横綱
「くっ・・・近くで見たらとんでもない美人じゃないか・・・もちろん由美の方が美人だが」
力士
「さりげなくノロケないで・・・。すみませんね今日の横綱は機嫌が悪くて」
●●
「お二人とも今日まで全勝だったじゃないですか。それなのに?」
力士
「えぇ・・・都合が悪くて奥さんと会えないままで。今日はお忍びで温泉に入りにも来たのですけど」
横綱
「貸切風呂に行ったら先客がいて、2時間も待たされてね・・・」
ゆうぎり
「お隣の風呂じゃあきまへんでしたか?」
●●
「隣の貸切風呂じゃ力士にとってはギリギリ狭いからな」
力士
「風呂から上がったら大雨でズブ濡れ、それで急遽この宿に」
ゆうぎり
「まあ・・・それは災難でありんしたなあ」
●●
(機嫌が悪い要因に尽く俺たちが関わってるな・・・黙っておくか)
ゆうぎり
「もしかして、わっちらのせいでありんすか?」
●●
「《!?》」
横綱
「自覚があるようだねぇ」じろり
力士
「落ち着いて横綱。相手は素人です」
ゆうぎり
「おや?わっちは素人じゃありんせん♪」
●●
「話をややこしくするな」
横綱
「うん・・・君はうちのカミさんと似た雰囲気を感じる・・・水商売でもしてたのかな」
ゆうぎり
「お水は売っとりゃせんえ」
●●
「まあ似たような仕事です」
横綱
「だったら二人とも我々と付き合わないかい?相撲の話でもしながらね」
力士
「横綱、流石にそれは・・・」
ゆうぎり
「おや、それは興味がありんすなあ♪」
●●
「待て伍号」むんず
ゆうぎり
「あん♪」
●●
「相手は著名人だ、ゾンビィがバレる危険性を忘れるな」ひそひそ
ゆうぎり
「あい・・・忘れておりんした」ひそひそ
横綱
「どうしたのかな?もちろん付き合ってくれるだろう?」
ゆうぎり
「せっかくのお誘い嬉しうござんすが・・・」
横綱の反応は