名前:巽幸太郎と伝説のフランシュシュ

蘇った回数58.SAGA

ナイスよかったい

●●
「ここが『武雄温泉』だ」

ゆうぎり
「まあ♪立派な門構え・・・それにこの町並み・・・」

●●
「気に入ってくれたか?」

ゆうぎり
「あい♪温泉も楽しみでありんす♪」

●●
「ここは江戸時代から歴史のある貸切風呂だ。とは言ってもそのまま残ってるわけではないが」

ゆうぎり
「●●はんの気遣いだけでも嬉しいもんでありんすよ♪」

《ゆうぎりと一緒に貸切風呂の温泉を堪能した》

ゆうぎり
「良い湯でありんした♪」ふぅ

●●
「しかし風呂から上がって速攻メイクでは余韻も無くはないか?」

ゆうぎり
「●●はんが三助になってくれました♪充分でありんすよ♡」

??
「やっと風呂が空いたか、前の人たち2時間も浸かってるなんて贅沢すぎやしないかい」

??
「落ち着いてよkゲフンゲフン!今日は土曜祝日ですから22:00まで入れます」

●●
「む、雨が降ってきたようだな。風も荒れてるようだ」

ゆうぎり
「おや・・・無事に帰れるでありんしょうか?」

●●
「ここから唐津までは距離がある・・・間に合えばいいが」

《しかし悪天候により交通はストップ。二人は屋敷へ帰る手段を失った》

ゆうぎり
「災難でありんしたなあ・・・わっちの化粧、落ちておりんせんか?」

●●
「問題ない顔は少し濡れてるだけだ。宿が確保できたのは不幸中の幸いだ」

ゆうぎり
「今日はこの宿で泊まりになりんすなあ・・・ふふっ♪」

??
「なんて日だ!風呂から出て大雨とは!」

??
「落ち着いて、この宿にも風呂はありますから」

●●
「はい、今日は帰れなくなったので泊まりになります」通話

幸太郎
『無事ならそれでいい。帰りも気をつけるんだぞ?』プツッ

●●
「師匠の店に行く予定もあったが・・・致し方ない。キャンセルの連絡しないとな」ピッ

ゆうぎり
「●●はんのお師匠さま・・・わっちも一目お会いしたかったでありんすなあ」

●●
「・・・・・・次の機会があるさ」

《・・・・・・なあ》

●●
(どうした?)

《あいつ、ゆうぎりに会いたくなくて天候を悪くしたんじゃねぇか?》

●●
(ありうるな)

《まったく・・・箱を私用で使うとは》

●●
(お前が言うな。それに自然の天候かもしれないだろう)

《ふん・・・どうだか》

物思いに耽るゆうぎり
ゆうぎりのバースデイSAGAその七