ゆうぎり
「●●はんと逢引できるなんて約得でありんすなあ♪」
●●
「買い出しに付き合ってもらってるだけでは」
ひなた
「あっ!●●ー!」
●●
「ひなた、今日も元気だな」
黒髪の小学生
「お兄さん、こんにちは」ぺこり
●●
「こんにちは、花」
ゆうぎり
「おや、こちらの童は・・・」
●●
「チェキ会で新作のTシャツを買ってくれてるから見覚えあるよな」

花
「新しいグッズのTシャツも楽しみです」
ひなた
「どうせまたくそダサいぞ♪」
ゆうぎり
「気に入ってくれたんならわっちらも嬉しおす♪」
ひなた・花
「「・・・・・・」」じー
ゆうぎり
「おや?どうかしたでありんすか?」
●●
「フランシュシュの伍号だ。もちろん知ってるだろ?」
花
「いえ、私達の先生と・・・声が似てると思って」
ひなた
「歌以外で普通に喋ってるの初めて聴いたけど、声そっくりだな!」
ゆうぎり
「そんなに似ておりんすか?」
●●
「俺が小学生の時にもいた先生だ。見た目こそ違うが声は似てるな」
ゆうぎり
「不思議な事もあるんですなあ」
ひなた
「そうだ!今日は禰豆子の誕生日だぞ!来ないのか!?」
花
「お兄さんのケーキ・・・食べられない?」しゅん
●●
「悪いな、ケーキはみゃー姉ともう作ってあるから食べてくれ。プレゼントも用意しておいた」
ひなた
「そっかぁ・・・」
ゆうぎり
「行かなくていいんでありんすか?」
●●
「お前を置いて行けるか」
ゆうぎり
「まあ♪」
ひなた
「二人は付き合ってんのかー?」
ゆうぎり
「あい♪」
●●
「違う」
花
「お兄さんに彼女がいると・・・困る」
ゆうぎり
「おや?●●はんも罪作りでありんすなあ」
花
「お姉さんが私にばかり構うようになる」
ひなた
「なんで私には構わないんだー!」
ゆうぎり
「なんや複雑な事情でもあるようですなあ」
花
「ひなたのお姉さん・・・気持ち悪い」
ひなた
「みゃー姉は花のこと気に入ってるんだ!」
ゆうぎり
「あんまりしつこいようなら平手で叩いてやりなんし・・・こう!」しゅっ
花
「なるほど・・・こう!」しゅっ
●●
「みゃー姉には俺からも言っておくから勘弁してやれ。ひなた、禰豆子におめでとうと言っておいてくれ」
ひなた
「わかったー!じゃあなー!」
ひなたと花と別れ屋敷へと歩く