●●
「さくら。レッスンまで時間はあるが、具合でも悪いのか?」
さくら
「●●くん・・・ううん、悪くなかよ。ばってん気が滅入っとるだけばい」
●●
「命日だからか?」
さくら
「う・・・はっきり言いおるとね」
●●
「気を使ってほしいなら要望に応えてやってもいいが」
さくら
「普通で良かよ!もう・・・●●くんてたまに意地悪たい。そがん嫌なとこ幸太郎さんにそっくりやね」
●●
「照れる///」
さくら
「褒めとらん!」
●●
「悪かった。邪魔したな」すっ
さくら
「・・・・・・///」ぐい
《さくらは機嫌の悪い顔をしつつも●●の手を掴んで離さなかった》
●●
「・・・・・・聞いて欲しい話でもあるのなら聞くぞ」
さくら
「私ん人生って散々やと思わん?」
●●
「そうだな」きっぱり
さくら
「慰めて!」くすん
●●
「よしよし」なでなで
さくら
「もう・・・///」
●●
「大丈夫だ。死んだあとも負けないくらい散々だ」
さくら
「わーん!」
●●
「悪い」
さくら
「たしかにそうやけど・・・2回も記憶喪失になっとったし」
●●
「観察してて面白かったぞ」
さくら
「むう・・・あ!」
さくらの疑問