警官
「いやー気絶してたなんて不甲斐ない♪」
ララ
「ほんとルン」
●●
「無事で何よりです」
警官
「ところで君は?ここらじゃ見かけないねぇ・・・どこかで会った事あるような気もするけど」
ララ
「ひ、引っ越してきたばかりルン・・・気の所為ルン」
警官
「ふーん・・・そうで“ぷるんす”か」
ララ
「!?」
警官
「あれ?いま変な語尾に・・・」
ララ
「き、きっと・・・疲れてたルン。地球人は働きすぎルン」ぷるぷる
警官
「そうかもねぇ・・・公務員は忙しいし♪」
●●
「念のため医者に診てもらった方がいいですよ」
警官
「そうしよっかなぁ。それじゃあ本官はこれにて!」
ララ
「うぅ・・・プルンス」じわ
●●
「《泣くなよ。あいつは死んだわけじゃない》」
ララ
「けど・・・」
●●
「《それに飛べなくなった宇宙船もどうにかしないとだろ?互いに時間はかかる》」
ララ
「確かにそうルン・・・でも修復に必要な物質がこの地球にはないルン・・・絶望的ルン」
●●
「そこは俺が何か別の方法でも考えておく」
ララ
「ほんとルン?エボルトが便利な器に入ってて頼もしいルン♪」
●●
「天才だからな。そうだろうエボルト?」
エボルト
《お、おう・・・》
ララ
「およ?なんか今回のエボルトは違う感じがするルン」
●●
「《気にすんな♪それより住まいと戸籍をどうにかしないとだな》」
ララ
「そうだったルン・・・エボルトぉ、そっちも頼んでもいいルン?」
●●
「《仕方ねぇな・・・こいつは貸しだぞ?》」
ララ
「分かってるルン!身体で返すルン!」
●●
「《どこで覚えたんだよ・・・そんな言葉》」
【そして現在】
●●
「こんにちは、差し入れ持ってきましたよ」
警官
「おー●●くん!ありがとねー♪」
香純(ララ)
「誕生日おめでとうルン・・・ぷrおまわりさん」
警官
「おぉーララちゃんも♪2人だけだよ~俺に親しくしてくれるのはぁ」
香純
「元気そうで何よりルン・・・」
●●
「・・・・・・」
【帰り道】
●●
「《もう4年か、けっこう馴染んだよな》」
香純
「地球は初めてじゃなかったからすぐ馴染めたルン。でもプルンスは・・・」
●●
「《まだ沈黙してるようだな・・・スイッチは集まってるか?》」
香純
「もうすぐ揃いそうだルン。校長が協力してくれて助かってるルン」
●●
「《そいつは良かったよ。プルンスはそれまで休ませてやればいいだろ》」
香純
「長い長い休みルン・・・でも、それくらい妥当ルン。いつも助けになってくれてたルン」
●●
「心配するな。帰るときまでに覚醒してなかったら俺が対処する」
香純
「エボルトのくせに優しいルン」
●●
「今のは俺の発言だからな」
香純
「なんかややこしいルン・・・」
●●
「《声で判断しろよ。いい声してるだろぉ?》」
香純
「無駄にいい声ルン」
●●
「あと何年いるか分からんが、それまではよろしくな・・・先輩♪」
香純
「こちらこそよろしくルン・・・頼もしくて生意気な後輩♪」
おまわりさんのバースデイSAGA、おわり
あとがき