咲「そうね、それにまた一段と強くなってるわ」
魔「あぁ～あ、ちょっと悔しいぜ」
咲「あら、どうして？」
魔「…自分で言うのもあれだが、私は自分が霊夢の親友だと思ってる」
咲「えぇ、正しくそうだと思うわ」
魔「けど、霊夢のライバルにはなれないんだなってさ。それがなんか悔しいんだよ」
咲「…それなら、私も似たような気持ちよ」
魔「は？なんでだ？」
咲「私だって○○とは…その…恋人同士だけど、背中を預け合える関係じゃなくてあくまでも守られる存在なんだなっていつも痛感してるの」
魔「………」
咲「でも、悲観したりはしないわ。たとえ力では守られてても、私は私なりのやり方で○○を支える」
魔「咲夜…」
咲「それに、貴女だってさっきのは貴女らしくないわ。いつものような努力を重ねて追いつくって気持ちはどこに行ったの？」
魔「…はは、そうだな。私としたことが、変なとこ見せちまったぜ
…よっしゃ、あいつらの勝負が終わったら相手してくれよ」
咲「ふふ、いいわよ」