声を掛けられた方を振り向くと…

慧「すまない、少しいいだろうか?」

慧音と妹紅がいた。

妹「悪いな。里の住人は気付いてないが、お前から妙な気配を感じるんでな」

妹紅が警戒心を剥き出しに言う。

慧「妹紅」

妹「…すまん」

慧「連れがすまない、だが少し顔だけでも見せて貰えるか?」

『…私だよ』周りから見えない程度に顔を見せる。

妹「え、○○?」

慧「お前だったのか」

『そっ、私が堂々と人里歩くと騒がれるからね』

妹「なんだ、そういう事か。悪いな、呼び止めて」

『いいって。二人から警戒されるのも無理はないし』

会話もほどほどにその場を去り、帰路についた。
人里へ買い出し2