『…で、何をしてるのかは知らないみたいだけど、どこにいるのかは知ってたからそれを聞いてここに来た』
咲「そんな…あんな小さな子にそこまで…」
『ちょっと生意気だから素行も悪いだろうと思ってね。こっちも少しムキになっちゃった
さ、それじゃ…』
○○は落ちていた注射器を拾い上げて賊達に歩み寄る。
『この薬…一体何?』
賊頭「へっ、誰が言うかよ」
『あっそう』
ドッ
賊1「がっ!?」
『はい、注入』
賊の内一人の首に注射器を刺し、一気に全て注入する。
賊1「ぎゃ…!!?が…が…!」
すると白目を剥いたまま痙攣を始める。
『…訊き方を変えてみようか。具体的にはこれどんな効能があるの?』
賊頭「て、てめぇ…」
オーク「将軍様ー!」
『ん?』
オーク「向コウカラ変ナ瓶見ツケタ」
賊頭「そ、それは!」
『…その様子から見るに、さしずめこれがさっきの薬って訳だね?』
賊頭「ぁ、しまった…」
『じゃあ、一匹ずつこれを…そうだな…一匹につき注射器4本分ぐらい打てばどうなるか解るかな』
賊頭「ま、待て!言う!言うから!」
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