男リーダー「あぁ?何言って…」
男3「お、おい!なんだこれ!?」
窓際の男が外を見て驚きの声を上げる。
男3「そ、外が霧で覆われてる…」
外は紅い霧が辺りを覆いつくしていた。一応現在いる建物から周辺の森と、範囲は狭くしてある。
『そう、この霧はこの辺一帯を覆っている。つまり私がここを制圧する間にお嬢様が日の光に晒される事はないって訳』
男リーダー「へ、へへへ…解ってんのか?こんなことすりゃ、巫女が飛んでくるんだぞ?」
『あの時は霧がこの世界全体を覆い始めたのが原因だよ。これは規模もかなり狭くしてあるから異変として取り扱われたりはしない。そうなってもさっさと止めればいいだけだからね』
男1「クソッ、こいつ!」
『うるさい』ドゴッ
男1「ぎぇぇ!」
『全員、一旦大人しくしてもらおうか…』


一通り全員無力化した後、一際強固な扉を見つけた。
『このドアの向こうか…破岩掌!』
岩などを砕く時に使う技で扉を破壊し、中に入る…


お嬢様!
ブチギレるレミリア拉致2