ーー次の日の夜ーー
『準備は出来てる?』
リザードマン「キィー…(は、はい…手筈通り、奴らの口と肛門の両方から油を注入してあります…)」
オーク「導火線モ、口カラ腹ノ中ニ突ッ込ンデアル!」
『ありがとう。ごめんね、油臭くなる仕事押し付けちゃって』
魔物達はそそくさと戻る者と喜々としてその場に残る者とに分かれた。
『さて、下衆の皆さん。火炎瓶は知ってる?』
前日捕えた連中…今は紅魔館庭先の開けたスペースで磔にされている者達に向き直る。
男リーダー「ヒィィィ…!た、たふけてくれぇぇ!」
全員身体の中いっぱいに油を詰め込まれ、口から体内にかけて導火線が差し込まれている。
『ま、この場の火炎瓶皆さんは別に破裂して火を撒き散らす必要なんかないんだけど…ファイア』
ファイアで導火線…着火部分は一つにまとめてある為、そこへ向けてファイアを放つ。
ジジジジジジジ……ゴォォォ!!
男達「っっっっ!!!!!」
そして導火線を伝った火は口の中に入り、身体の中いっぱいに詰め込まれた油に着火。体内から一気に燃やしていく。
『熱い?でも、あんた達は日の光でお嬢様を焼き殺そうとした…だから、私もあんた達を焼き殺す』
その場に残った魔物達は燃えている下衆達を囲って踊ったりラッパを鳴らしている。
ブチギレるレミリア拉致火炎瓶