パ「クリスマスパーティの準備でなんでそこまでかっこつけてるのよ…」

レ「解ってないわね。こういうイベントごとはこうして雰囲気づくりも重要なのよ♪」

パ「いや、パーティであって何も戦ではないんだから…というかこれからするのもまだ飾り付けとかの準備じゃない」

そう、今日はクリスマス。毎年この日は紅魔館で大々的にパーティが開かれている。
お嬢様は根回しと言っていたのは、ただ招待状を配ってきただけな訳だけど…
そして、私達は当然飾り付けや料理で忙しくなる。

咲「…ふふ♪」

『どうしたの?』

咲「いえ、ちょっと小さい頃を思い出しちゃって…」

『小さい頃?』

咲「ほら、私達が初めてクリスマスを経験した時の話よ」

『…あぁ』


『あの話…』
クリスマス2