『がはっ…ぐぅ…!げほっ…げほっ…!』

吹き飛んだ後に何度か地面を転がった後にようやく止まる。

幽「ふふふ、こんなものじゃないでしょ?」

『!?』

いつの間にか幽香はすぐそこまで近付いてきていた。

幽「…ほらっ!」

『ぐぅ!!』

そのまま幽香は強烈な踏み付けを繰り出してくる。咄嗟にガードした後に転がって抜け出すことはできたものの…

『うぐぅぅ…!…いっったぁ…』

おそらく相当加減しているのだろうが踏み付けの勢いは凄まじく、腕が痺れたまま少し治らなかった。

幽「いいわ。まだまだ元気そうね♪」

『こ…のぉ…』

幽「ほらほらほら!」

『うわっ!くっ…!』

まだ膝立ちのまま立ち上がれていないが、幽香は尚も攻撃を繰り出してくる。

幽「どうしたの?逃げ回ってばかりじゃ同じよ!」


『…すぅ~…』
どこでも幽香団子屋編6