幽「(パシンッ)…なかなかいいじゃない。前回よりマシな動きよ」

『よっ。そりゃぁ!』

次にガードされた状態から幽香の腕を踏み台にするようにして背後に回る。

『そこっ!』

幽「ふっ(ドッ)
正面から戦わないようにしてるみたいだけど…」ガシッ

『チッ…!』

幽「無駄よ!」ブンッ

『うわっ…!っとと』

次の攻撃は掴まれた上に投げ飛ばされるも、どうにか体制を立て直す。

幽「今度はこっちの番よ」ビュンッ

『は、速っ…!』

幽「それっ」シュッ

『くっ…!』

幽「ほらっ」ブンッ

『はっ、うりゃっ!』

今度は幽香の攻撃をバックステップでかわした後、跳ね返るようにして前に出ながら一撃を繰り出す。

幽「ぐっ…」

入った。ここにきて始めて攻撃が入った。

幽「ふふ、流石に油断し過ぎかしら
…だぁ!」

『!?うぐぁぁぁっ!』


突然の掌底を喰らい、私は軽々と吹き飛ぶ
どこでも幽香団子屋編5