幽「(パシンッ)…なかなかいいじゃない。前回よりマシな動きよ」
『よっ。そりゃぁ!』
次にガードされた状態から幽香の腕を踏み台にするようにして背後に回る。
『そこっ!』
幽「ふっ(ドッ)
正面から戦わないようにしてるみたいだけど…」ガシッ
『チッ…!』
幽「無駄よ!」ブンッ
『うわっ…!っとと』
次の攻撃は掴まれた上に投げ飛ばされるも、どうにか体制を立て直す。
幽「今度はこっちの番よ」ビュンッ
『は、速っ…!』
幽「それっ」シュッ
『くっ…!』
幽「ほらっ」ブンッ
『はっ、うりゃっ!』
今度は幽香の攻撃をバックステップでかわした後、跳ね返るようにして前に出ながら一撃を繰り出す。
幽「ぐっ…」
入った。ここにきて始めて攻撃が入った。
幽「ふふ、流石に油断し過ぎかしら
…だぁ!」
『!?うぐぁぁぁっ!』
・
突然の掌底を喰らい、私は軽々と吹き飛ぶ