10月某日・・・

【利根川】

いよいよ始まる・・・最強の名を恣にしてきた者たちの必死の闘い(モータルコンバット)が・・・。

フフフ・・・ボス勢からも必死の覚悟を感じるよ・・・。


【中川】
確かに・・・まるで億単位の金がかかっている時の先輩のようだ・・・。

しかし、流石は帝愛グループ、会場設営から放映機器の運搬まであっという間だった・・・


【兵藤会長】
ククク・・・我が帝愛の戦力があればこれくらい訳ないさ。

だが・・・観衆の9割が招待した資産家だけなのが頂けん!


【中川】
確かに・・・異世界だと野球はおろかスポーツの概念さえありませんからね・・・。


【一条聖也】
レディースエンジェントルメン!

よくぞ異世界野球大会にお越しくださいました。

進行は私、一条が務めさせていただきます。








【中川】
オープニングセレモニーは確か・・・

あ、あのXが来るんですか!?


【兵藤会長】
言ったろう、帝愛が本気を出せばこれくらい訳ないって。


【利根川】
彼らいわく。

カレーが辛すぎず、シャワーが熱すぎなければ無観客でも全然問題ないとのことだ。



【トシ】
来たぞぉぉぉぉぉぉ~~~~!!!

異世界野球ぅぅぅぅぅぅ~~~!!!!

いくぞぉぉ~~~~!ウォイ!


♪ Rusty nail


【トシ】
ヤロウ共!裸の付き合いしようぜぇぇぇ~~!!

気合入れていけえええええええ~~!!!えええええっくす!!!


♪ X









【中川】
す、すごかった・・・まるで日比谷の感動がこんな近くで!

(コンコン、ガチャ)

【ヨシキ】
失礼します。

【兵藤会長】
おぉ、ヨシキくんか。かけたまえ。

【ヨシキ】
兵藤会長、利根川さん、中川さん。今回は素敵な大会のゲストに招いていただきありがとうございます。

【兵藤会長】
ククク・・・楽しんでいってくれたまえ。

【中川】
ワインをどうぞ。

【ヨシキ】
フフ、ありがとうございます。


ねーねーねーねー!

名前:塁上のシンデレラ達

球速1578km/h

デレナイ、シンイレお疲れ様!!

話した言葉:異世界野球 第2話!