舞子
完全に帰り時を失ったわね

遠くまで行き過ぎたか・・・。


聖良

よっ、あんま見ねぇツラだな?

舞子
何よ?

アンタには関係ないでしょ


聖良
この様子じゃちょっと遠くに行き過ぎたって見てえだな

・・・何だ?


森村ァ!

良くもウチの仲間をかわいがってくれた見てぇだなァ!!

聖良
クソがっ!ヅラかるぞ!











聖良
はぁ・・・はぁ・・・

なんだよ・・・結構走れンじゃねえか・・・短距離の中学記録を持つオレに付いていけるなんてタダもんじゃねぇぜ・・・ま、昔の話だけどな。


舞子
はぁはぁ・・・まぁね

アンタ、昔の話って言ったわよね。なんで辞めたの?


聖良
気になるのか?

ま、なんつーか・・・虚しくなっちまってな・・・

いつかオレもアイツらみてーなつまんねー大人になっちまうと思うとな

ま、家族との確執ってやつだな・・・


舞子
ふーん

なんか気が合う・・・

あたしもドッジやってたけど、ソレ辞めたのも・・・そんなとこだから。


名前:塁上のシンデレラ達

球速1578km/h

デレナイ、シンイレお疲れ様!!

話した言葉:夜風になびく赤髪