『あの右肩急上がりのモチツキさんが球団をねぇ

もうさこまで来たんだな。

1球団増えただけならバランスが悪いし…ちょっと驚かすか！』

キャスター
『さてさて、プロ野球は1球団増えるというのが濃厚な現実ですが14球団、もしくは16球団になるのでしょうか？』

解説者
『なるんじゃないですか？いや、せめて偶数にしなきゃいけないでしょう。

そうなれば以前球界参入に失敗したあの会社も今だ今だたと参入するかとは思いますし…。』

キャスター
『そんな新たな動きがありそうな球界ですが巷で話題を攫うあの新興企業が名乗りを開けたようです。

では、VTR行きましょう！』

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『ブルルンセンキュー！新球団設立プロジェクト、プレジデントを任されました日笠欽太朗ですっ』

(ﾀｰﾝﾀﾝ)

マイティービートップ配信者

マイティーバープロダクション・paam役員

日笠 欽太朗

解説者
『おぉーここはまさかの大人向けゲームの編集を入れてきた！』

日笠
『このpaam、なんとっ！スポーツ界を盛り上げようと思います！』

マジメ太陽くん
『目指すは最強だあああああああああぁぁぁ！』画面が震える編集

ポセイドーン
『プロに挑むぜ！シャルウィー！』

サシーマ
『最後に笑うのはpaamだ！』

ゴバター
『みーんなー！おーえんしてねー！』

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キャスター
『はい、という訳でこの球界参入を目指すコマーシャルが所属配信者のチャンネルや広告で本日から流れるという訳ですが…

えっと、約1名は非所属の関係ない配信者らしいですが…』

パチッ

『くだらんね。こんなパッと出のたるんだ企業ごときじゃ、だいいち球団を維持出来るビジョンがない

12球団？俺の眼中にある球団は一つだけだから…。

他の候補よりも権力や発言力のある奴が勝つに決まってる

ハリのある競合がしたいからユークロさんでも焚き付けてやろうか…。』

(ﾀｰﾝﾀﾝ)

株式会社　レイブンゲート代表

木毛 衛門

木毛
『まずはあの日笠というスポークスマンの悪い噂を調査してもらおうか』

部下
『それは厳しいですよ…

あの日笠、あらゆる週刊誌やまとめサイトが黒い噂を調査しても全く話題になるような話が無いほどクリーンな男ですよ…

結局我々も週刊誌や掲示板のように動画や動向の内容を盛って伝えて彼らのイメージアップに繋がる始末になってしまうのでは…』

木毛
『そんぐらい分かってんだよ、馬鹿野郎。

それでも調べろつってんの

あれほどの位置に立てる人間に悪い話が全くないなんて有り得ないだろ。

もしダメようなら身内や他の所属配信者の粗を探せ、いいな？』

部下
『は、はぁ…』

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参入対策部長
『ではプランAお願いします』

部下
『えーpaam所属のマジメ太陽くんについて…

過去の浮気事件や器物破損事件を続いてみるのはどうでしょう？』

対策部長
『んーそのネタは今更だからなぁ…プランB』

部下
『へぇ、ポセイドンのリーダー、キヌガサのそっくりな男優を探してポルノビデオ出演をでっち上げるとか…』

対策部長
『結局丁稚上げじゃないか…それにそんな噂が立ったとして他のメンバーが守ったり弄ったりするだろう…次』

木毛
『もういい！俺でやる！この役立たずが…』

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木毛
『(これだこれだ…過去にデマ情報に賛同していた投稿…
これについて俺が批判して…そして、予め用意した設定と適度な呟きをしておいたサブ垢達で集中砲火)』


日笠欽
『いやーライバルは今後現れる気がするけど球団！参入したいな〜

タラオーふもこー俺、頑張るからな〜！

って…なんっっっじゃこりゃ〜〜〜！！』 ここで効果音

日笠欽
『な、なんでSNSが燃えてんの？うへぇへぇへぇ(泣き真似)』

キヌガサ
『つか、キモエモンファンがめっちゃしつけー！』

ンダァ
『ぜっっっっ対レイブンゲートの差し金だよ！！』

テツオ
『(俺らは…)』

トシアキ
『(意外と通常運転っと)』

木毛
『残念だったな、paamさんも

こんな大事な時にボロボロとスキャンダルが溢れて出てくるなんてな

そーゆーとこなんだよ、弛んでるってのは。』

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他事務所の配信者達
『ポセイドーン大変なことになってね？』

『いっちょ同期の桜で助けてやるか！』

『あわよくばプロ入りさせてくれたり…』

『いや、ないない！』

『登録者1000人の頃にサシーマちゃん注目されたお陰でバズった…今は恩返しの時だ』



日笠欽
『いやー一時は所属タレント事どうなるかと思ったけど…視聴者の方々や他の配信者の仲間達に感謝が尽きないよ』

大下ゆうな
『それに、この一件で絆も深まったもんね！』


木毛
『(火消し完了がなんだ。炎上に追われている間にも俺は本拠地改装や駐車場整備…準備は手広くしてきたんだ

トドメは…刺すまでもないわな

いや、手は打っておこうか…)』

濵田代表
『なん…だと…球団設立に対し撤退しなければチャンネルを停止させる…』

ジェイピージー
『どーりでSNS荒らしたヤツがキモエモンアイコンが多いと思ったらそういう因縁カ！』

モトヤ
『だけど逆らえばチャンネル停止…そんなことも出来ちゃうぐらいのコネはあるよな』

日笠欽
『こうなったら…撤退しよう』

濵田代表
『それは冗談でも言わないでよ

俺らpaamの動画はコンテンツガイド以上の厳しい社員の審査をクリアした動画ばかり…粗を探して出てくるようなモノは作っちゃいないだろう？』

日笠欽
『ダイヒョウサン……んぐっ、ぐすん』

パッ

木毛衛門@butapon 14分
明日がコミッショナーの認可宣言。不祥事がボロボロ出てくるpaamは無理無理のかたつむりでしょ。

パッ

木毛衛門@butapon 14分
まぁ明日が楽しみだよ

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コミッショナー
『えー新球団加盟につきましては…







paam社のみ認可します！』

日笠欽
『あっ・・・！』

木毛
『おい、ちょっと待て！おかしいだろ？

こっちはメジャー規模の球場を保持してんの、保持！

こいつらと違って借り物じゃないから。

資金やスポンサーの数だって倍違う。

まさかNPBって見通しのないロマンだけで採決してんじゃねーのか？』

コミッショナー
『他球団や選手を見下す発言をするようなオーナーのいる球団なんて入れたく無いでしょう？』

木毛
『フン、馬鹿じゃねぇの？帰ろっと』 ｽﾀｽﾀｽﾀ、ｶﾞﾝｯ

マジメ太陽くん
『ホテルの備品蹴り壊しちゃだめだよ…』

サシーマ
『待ぁてよ？あんなバレバレな妨害工作をしておいて無傷で帰れると思うなよ？』

キョウ
『それだけやられる覚悟あってコソコソしてくれたんだろう？』

木毛
『ぎゃあああああああああ！！！』




日笠欽
『タラオ〜！ふもこ〜！…みんな！！

俺、が、頑張るよ！絶対…世界に注目される球団にする！』 ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


まり
なるほど・・・オーナーがキモエモンじゃなくて良かったです！

・・・ところで

どうやって選手を引き抜いたの？

話した言葉：【一話】この口でそれをほざくだろうか