吉継「…三成、高虎と喧嘩をしたそうだな」
三成「ふん、喧嘩などしていない!話をしていたら奴が勝手に怒り出しただけだ」
吉継「まったく…大方、また何か 相手の触れられたくない部分に容赦なく踏み入ったのだろう。
良いか三成。
お前にとって一番大切なのは秀吉様なのだろうが…残念ながら 皆が皆、そうと言うわけではない。
立場や、情や、理……色々な物が、人の胸中には渦巻いている。
お前の豊臣を想う純粋な気持ちは立派だと思う。
…が、それを誰かに一方的に押し付けるのは逆効果だ。
人は 押し付けられると逃げたくなる。そういう生き物だからだ。
……俺は、お前がどれだけ豊臣のことを考え、愛し、日々粉骨砕身しているのかを知っている。
そして、そんなお前に手を貸してやりたいとも。
だが、ここに存在するすべての者に、それを求めるのは無理な話だ。
頭の良いお前ならわかるだろう?三成」
三成「……うるさい、分かっている。だが、俺は……俺の理想は…。
……いや、なんでもない。
……それにしても、やはり高虎は 秀吉様への忠心が薄い。…いつか離反するかもしれんな」
吉継「……なら、我らで奴が離反を惜しむような家を作らねばなるまいな、三成」
三成「………ふん」
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名前:大谷吉継
26討
話した言葉:フォロ継2
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