空母水鬼と空母棲姫「私達、クリスマスに会えなかったな……今夜はやけ酒だ!」

戦艦棲姫「それで私の部屋に来たの?……ねえ、行く場所間違えてない?」

空母棲姫「……?ここは戦艦棲姫の部屋で間違いない……ハズ」

戦艦棲姫「いや、そうじゃなくてぇ……私達は何?」

空母棲姫「……深海棲艦」

戦艦棲姫「そうよ……私たちは深海棲艦。私も人の事あんまり言えないけど……ちょっと地上に影響されすぎてるわね。

上の人たちのイベントを大事にするのも悪くないけど、それより大事なものもあるんじゃない?」


空母棲姫「……」

戦艦棲姫「イベントとか関係なく、会いたいときに会えばいいの……もっとわがままに生きてもいいのよ?

……だから、こんなとこで飲んだりしないで……本当に行きたい場所はここじゃないでしょ?待つだけじゃダメよ……ね?」


空母棲姫「……うん……分かった、ちょっと行ってきます!

戦艦棲姫「ふふ。私がちょっと後押ししたとはいえ……あの人見知りの子が……成長したわねえ(しみじみ)」

空母水鬼「今の台詞、お母さんみたいね」

戦艦棲姫「……なんであんたは残ってるのよ」

空母水鬼「二人きりの時間は邪魔したくないしされたくないの♪

あの子が帰ってきたら、私も行くわ。それにしても、戦艦棲姫はたまに良いこと言うわね」


戦艦棲姫「……たまに……」


…………


空母棲姫「ただいま!
2014クリスマスの後