ん?そんな呼び方をしてどうした?
……私に甘えたくなった……?
そうか……
……
……よし。お姉ちゃんが甘やかしてやろう
だが、もう少し待ってく(ぎゅっ)あっ、もう……後ろから抱き着いて……そんなに甘えたい気分だったのか?
……
……仕方の無い提督だな。ふふ
甘えたいのは分かったが、掃除が終わるまで待っていてくれ
(こちょこちょ) んっ……こーら
陸奥「ねぇ、長門ー!掃除終わったー?こっちは終わったけど」
長門「ほら、陸奥が様子を見に来たぞ。あまりお姉ちゃんを困らせ……はっ……いや、陸奥、これはだな……」
陸奥「……今、お姉ちゃんって言った?」
長門「……言ってない」
陸奥「……長門、ごめんね?私、妹っぽく甘えたりしなくて……」
長門「!ち、違う!私が提督にお姉ちゃん呼びを強要したわけでは……」
陸奥「ふふ♪分かってるわよ♪からかってみただけ
……こっちの掃除も私がやっておくわ。しばらく二人きりの時間を過ごしていいわよ
お礼は、そうねぇ……今度、私もお姉ちゃんに甘えさせて欲しいな♪」
長門「陸奥、冗談が過ぎ……本気なのか?」
陸奥「じっ……」
長門「……分かった。最近は陸奥との時間も減ってしまっていたからな。……たまにはいいだろう」
陸奥「ありがと♪じゃあ、行ってらっしゃーい♪」 ヒラヒラ
長門「ああ、行こうか。提督」
長門お姉ちゃん