青葉「玉藻の前の話にはこんな秘密があったのですか…」

狐「他に何か聞きたいことはあります?」

青葉「そうですねぇ…タマモさんが扱っている物は魔術ではなくて呪術ということですが、どう違うんですか?」

狐「本来魔術とは『そこにあるものを組み替えるプログラム』です。簡単に言えば石ころを金に変えたりとかですかね」

狐「それに対し私の呪術は『自分の肉体を素材にして組み替えるプログラム』で、私の体を使った物理現象なんです」

狐「詳しいことを話すことはできませんが、これにより強力な対魔力を持っている相手に対しても攻撃を通すことができます」

青葉「なるほど…では次の質問をしますね」

青葉「先ほど話されたとおり、タマモさんは九尾の狐でありますが見たところ尻尾は一つしかありません。どうしてなんですか?」

狐「私はさっきも話した通り本来『英霊』という枠で出てくるものではありません。本来は大妖怪、大化生、荒御霊なんです」

狐「元をたどれば神霊ですし。英霊として出てくるには力が強すぎます」

狐「そんな無理を押し通したらどうなるかわかるでしょう?今の私は本来はいらないものを無理やり枠に収めているので本来の力はほとんど出せなくなり、結果尻尾の数が減ったんです」

青葉「なるほど…最後に聞きたいことというかやらせてほしいことがあるのですが…」

狐「なんです?」

青葉「その、尻尾をモフモフさせてもらうことは…」

狐「やらせると思います?」

青葉「ですよねー…ここまでお話を聞かせてもらい、ありがとうございました!」

狐「いえいえ、お気になさらず」







青葉「いやぁ、伝説の大妖狐にの影にはこんな話があったんですね。あと尻尾モフモフしたかったです…では、次回の『突撃!青葉の英霊インタビュー』次回をお楽しみに!」
Tamamonomae interview3