青葉「ども、恐縮です！青葉ですぅ！第一回は勿論あの人、円卓最強の騎士にして英国史上最大の不倫男、スキャンダルの塊、むしろスキャンダルが鎧を着て歩いてる、いやむしろ裸で走ってる！湖畔の騎士、ランスロット卿です！」

(青葉はきょろきょろ辺りを見渡し、庭に立っているランスロットを見つけた)

青葉「ども、こんにちは！ランスロットさん、少々お時間よろしいですか？」

湖「アオバ？私に何か用ですか？」

青葉「はい、ランスロットさんに聞きたいことがございまして…」

湖「聞きたいこと、とは？」

青葉「ズバリ―――ランスロットさんは、アーサー王が女性だといつ知ったのか？知った時どう思いました？」

湖「…」

青葉「…(ゴクリ)」

湖「…私が彼の王が女性であったことを知ったのは、ギネヴィア様と関係を持った後でした。当時の騎士たちは王が少女であることなど知らず、私もまたその中の一人でした」


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