青葉「なるほど…ランスロットさんに寝取られちゃったときは、ぶっちゃけどんな気持ちでした?」

青「結構切り込んできますね…正直な話、しょうがないとも思っていました。そもそも、女同士の結婚というのがすでに歪であったのです」

青「なので、個人的には黙認していたかった。しかしそうもいかなかったのです」

青「このことはモードレッドとアグラヴェインを中心とする一派によって衆目に晒され、私も処罰しないわけにはいかなくなり結局円卓を二分する争いになってしまいました」

青「ここから先はランスロットから聞いているでしょう。あとは伝説のとおり破滅へと向かっていくことになりました」

青「他には何かありますか?」

青葉「えっと、確か伝承ではアーサー王は男性だったといわれているのですが実際には見てのとおり女性ですが、どういうことなんでしょう?」

青「私は性別を偽っていたので……嘘が嘘として後世に伝わらなかったのは僥倖でした」

青葉「ほうほう…では、アーサー王と言えばエクスカリバーが有名ですがほかにはどんなものがあったんですか?」

青「そうですね、数が多いですから一部を挙げると聖槍ロンゴミアント、船にもなる盾プライウェンなどです。あとは……エクスカリバーの鞘、でしょうか」

青葉「ロンゴミアントとはどんな槍だったのですか?」

青「ぶっちゃけるとロンギヌスの槍です。名前ぐらいは聞いたことあるかと」

青葉「なるほど…エクスカリバーの鞘はたしか持ち主に不老不死の力を与える……ということを聞いたのですがどうなんですか?」

青「詳しく話すことはできませんが、確かにその効果は持っています。私がいまだ童女のような姿を保っているのもその効果によるものです」

青葉「その、詳しい効果を聞かせてもらうことは…?」

青「さすがにそれを答えることはできません」


King Arthur interview2