青葉「バッサリと行きますねえ」

牛若「当然です。…私は、奥州で死んだのですから」
牛若「チンギス・ハーンは別な英霊として存在します。会うことがあるかどうかまでは分かりませんが」

青葉「なるほど。では、次の質問に行かせていただきますね」
青葉「鞍馬山時代の牛若さん、なんとその武術は鞍馬山に住む天狗から授かったものだという噂ですが……本当に天狗なんて実在したんでしょうか？」

牛若「居ましたよ？」

青葉「えっ」

牛若「ですからいたと言っているんです。私は鞍馬山の天狗から兵法其の他を学んだんですから」

青葉「そ、そうですよね。しかし、本当にいたとは…ドラゴンがいるんですから天狗がいてもおかしくないといえばおかしくはありませんが…」

牛若「何もおかしいことは無いですって」

青葉「むう…。気を取り直して次に行きましょうか」
青葉「牛若丸さんから見て、兄上の頼朝公はどんな人物でしたか？」

牛若「私から見た兄様の人物像ですか。…ええ、それはもう完璧なお方です」
牛若「戦いが起きれば必ず勝利し、一度政治を始めればあっという間に難題を解決していく！まさに万能なお方なんです！」

青葉(…源頼朝公ってそんな万能な人でしたっけ……)

牛若「もちろん兄上は偉大なお方ですから、厠などには行きません」

青葉「えぇ…」

牛若「他にも「ストップ！ストップです！」まだ語り足りないのに…仕方ありませんね」


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