青葉「どもです!青葉の英霊インタビューEXTRA!本日のお相手は……日本人なら知らぬ者無しと云われる悲劇のヒーロー、しかしてその正体ははいてない系美少女!?源九郎判官義経こと、牛若丸さんです!」
牛若「はいてますよ」
青葉「もう一枚はいて下さい!えー、それは兎も角、今回も言わずもがなのご略歴からいきましょう」
青葉「源氏の棟梁、義朝公の九男(?)として生まれた牛若さん。当時の都は宿敵・平家の天下でありまして、お父上の敗戦とともに鞍馬寺に預けられ、そこで幼少期を過ごします。と言っても武家の血でしょうか。大人しく小僧で居られるはずもなく、野山を駆け巡っては武術の修行に励まれました」
青葉「そうして立派な武士に成長した義経さん、兄上の頼朝公が満を持して平家に反旗を翻すと聞き、すぐさま馳せ参じます。そして手始めに木曽義仲軍の掃討、次いで平氏の討伐に大活躍。有名な鵯越の逆落しや、壇ノ浦の八艘飛びといった武勲もこの時のことですね!」
青葉「そうして見事平家を討ち滅ぼし、都に凱旋した義経さん。しかしここから雲行きが怪しくなってきます……鎌倉の頼朝公から謀叛の疑いをかけられ、弁明の腰越状も一蹴……仕方なく、若かりし頃にお世話になった平泉の奥州藤原氏を頼ります。しかし、その藤原氏も鎌倉からの執拗な追及には堪え切れず…ということになっております!が!ここで最初の質問です!」
青葉「義経公の最期には異説がありまして、なんと奥州の追手からも逃げ延びた義経公、北海道から大陸は蒙古へと渡り、やがてその地の遊牧民を従えて一大帝国を築き上げる英雄になったとか。その名もチンギス・ハーン!ぶっちゃけ眉唾物の伝説ではありますが!折角なのでハッキリさせましょう……義経チンギス・ハーン説の真偽は!?」
牛若「嘘ですね」
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