青葉「ども!青葉インタビュー第十二回のお相手は、『エル・ドラゴ』ことフランシス・ドレイクさんです!史料では男性ということになってましたが、なんとナイスバディのお姉様でした。先日は鎮守府でも不知火ちゃんと一緒に大暴れしてくれちゃいまして…正直、火消しは大変でしたよ」
ラ「ま、いいじゃねぇか。気にすんなよ」
青葉「あはは。でもまあ、お陰様でウチの旗艦も大分鍛え直してたんで、そこのとこは感謝してるんですよ!そういえば、こないだ戦艦レ級が攻めて来た時は魔術使って観戦されてたみたいでしたけど、感想はいかがです?」
ラ「感想ねぇ。ま、いいんじゃねぇの?結果的には撃退できたわけだしな」
ラ「ただ、まだ甘いな。レ級に不知火が捕まった時、確実に勝利するんだったらあの時に躊躇せずに攻撃するべきじゃないのか?」
ラ「ま、甘い点は多々あるがアタシと戦った時よりはだいぶましになってるとは思うがな」
青葉「あはは、なかなか手厳しいですねぇ…」
青葉「それじゃ、史実のほうのインタビューもよろしくお願いします!えー、海賊でもあり、英国海軍の司令官でもあったドレイクさん。当時無敵艦隊と言われたスペイン海軍を見事にやっつけたことで有名ですねえ。不知火ちゃんとの演習でも見せた『火船』を使った戦術が知られていますが、勝利の要因は他にもあったはずです。今日はそれについて教えてください!」
ラ「勝利の要因ねぇ。戦術の違い、船の構造、艦隊の構成の違い…あげればきりがないが…」
ラ「まあ、おいおい説明しようかね。さて、どこから話したものか…」
ラ「アオバ。そもそもなぜこの戦いが起こったと思う?」
青葉「えっと…スペインの船が何度もイギリスの海賊に襲われてしまい、イギリスにどうにかするよう要請してもあろうことか海賊を騎士叙勲なんかしたりしてスペインが怒ったから、ですよね?」
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