赤「ふむ、月を見ながら団子を食べるのもなかなか風流だな。このだんごを貰うぞ(ヒョイ」
青「あっ、それ私の団子です!」
赤「先に取ったもの勝ちだ!」
青「なんですって!?―――じゃあこのみたらし団子貰います!(ヒョイパク」
赤「あーっ!それは余が次に食べようと…ぐぬぬ、表に出ろブリテン!取られた団子の恨み、わが剣で晴らしてくれる!」
青「上等ですローマ!食べ物の恨みは何よりも恐ろしいことを思い知りなさい…!」
モ「おいテメェ何父上の団子取ってんだ!?」
白「モードレット!?ランスロットも止めるのを手伝って―――いない!?ランスロット、逃げたのですか!?」
カ「……(チビチビ」
ジーク「……綺麗な月だな(チビチビ」
カ「―――ああ。オレの生きた時代と変わらず、月は輝いている」
カ「セイバー、オレは戦うしか取り柄のない男だが……どうやら思いのほかこの平穏が心地いいようだ」
ジーク「オレもだ、ランサー。願わくは―――マスターの平穏が破られないことを」
マルタ「これが団子ですか…東洋の食事は慣れぬものが多いですが、おいしいですね」
戦乙女「そうですね。聖杯から与えられた知識で知ってはいましたが…実際に食べると、また違います」
戦乙女「特にアーチャーが作った団子は種類が多くて…どれを食べるか…ちょっと、困っちゃいます」
マルタ「特にこの…みたらしでしたっけ。私はこれが好みです」
戦乙女「私はこの餡子が…ええ、今日は善き夜になりそうです」
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