―――AM7:00 起床

清姫「おはようございます、ま・す・た・ぁ……(グイッ)あん、いけずですわね」

頼むから
頼むから自分が寝ている間に布団に潜り込むのはやめてほしい

清姫「いいではありませんか、マスターと「あーっ、見つけましたよ!」」
狐「ご主人様の布団に潜り込むなんてうらやま……こほん。おはようございますご主人様」

ああ、おはようキャスター

清姫「マスター、わたくしには言ってくれませんの?」

清姫もおはよう

清姫「よかったらわたくしと一緒に二度寝でも…」
狐「させませんよ!」

ああ、珍しくキャスターが止め―――

狐「ご主人様は私と一緒に寝るんです!」

―――てくれる筈なかったね
うん、顔を洗ってこよう

「「ご主人様(マスター)!」」
狐「私と!」
清姫「わたくしの」
「「どちらをえらぶんですか!?」」

清姫「あら、いませんね」
狐「ああ、もう行ってしまったんですか!?」
清姫「もう…この狐にははっきり言ってしまった方がいいですのに。『オレは清姫一筋だ』って」
狐「それは私が言われることですね。ええわかります」



―――AM7:30 朝食

ブーディカ「おはよう!朝ごはん出来てるからしっかり食べてね」

うん、ライダーもおはよう
今日の朝ごはんの当番はライダーだったのか…うん、ブリタニア風の朝ごはんだね
美味しそうだ
……ちなみに、うちの食事は当番制だ
なんでかって?さっきの狐やら蛇やらが毎朝台所で戦争するのはちょっと…


~~~食事中~~~

メ「マスター、今日はバイトがあるので遅くなります」

バイト?……ああ、商店街の

メ「ええ、あの骨董品店です。…あそこの店長はいい人なのですが…客が」

客?

メ「客です。信頼してもらっているのはうれしいのですが、私が店番をしているときだけなぜか変な客が……」

あー…慣れるしかないんじゃないかな?

戦乙女「接客…ですか。やはり大変なのでしょうね」
メ「ええ大変ですよ。今度やってみてはどうでしょう?」

(ガラガラ、ピシャン)

アタ「ただいま……ああマスターおはよう。朝食中か」

アーチャーもおはよう。何かいい獲物はいた?

アタ「うむ、なかなかいい大きさの猪がいたぞ。今日は牡丹鍋だな」

ああそうだ。姿が見えない連中がいるけど、どこに行ったか分かる?

アタ「何人か裏の森にいたぞ。エルキドゥあたりは此処より森の方が棲みやすいのだろう」

なるほど…後で行ってみようか

(パクパクムシャムシャガツガツモグモグ)

青「お代わりください」
ジ「私も同じく」
赤「余もだ!」
ブーディカ「はいはい、お代わりはまだあるからいっぱい食べていいよ」

……よく食べるね………


ある日の光景1