3月14日といえば、何の日だろうか?
そう…バレンタインで女の子からチョコを貰ったお返しの日である、ホワイトデーだ…とはいえ、バレンタインデーに限らずこのホワイトデーでも日頃お世話になってる人や同性同士でプレゼントを渡しあったり、女性が男女問わずプレゼントを渡したり…なんかある
もはや風習の面影が無くなっているような(汗)
まぁ…そんな細かい話しは置いていて
前の件(バレンタインデー)で好意の気持ちと温かい想いが詰まったチョコを貰った俺なのだが…
お返しの量が半端ないっ!
福袋並みの量に入っていたチョコと手紙…これを読み終えるのに、○○日は掛かったのだ…とはいえ、一つ一つの手紙には、温かい想いと気持ちがしっかりと伝わってきたから良しとしよう、内容はこっちが恥ずかしくなる位だったが(汗)
今俺は日頃お世話になってる人達の学校へ向かっている…
どこに向かってるかは、もうお分かりだと思うから省略しとこう!!…と俺自身に言ってみたり…
実は例の人達にあるお願いをしていたのだ…
その例の人達とは誰かは(省略)
数日前!!
応答待ち……
玄「はい、もしもし?」
○○「あっ、玄?俺、○○だよ」
玄「あっ…///○○?えへへ♪こんにちは!どうしたの?」
相変わらずほのぼのしてるなぁ…玄らしい…
○○「突然なんだけど、3月14日、玄達は何してるのかな?」
ほんと突然だがな(汗)
玄「3月14日?…多分みんなでいつも通り部室で麻雀かなぁ…」
はい!来た!
○○「晴絵さんも?」
玄「まだ分からないけど…多分いると思うよ?」
○○「そっか、その日、遊びに行って良いかな?」
玄「ふぇ?そんな事言わなくても普段遊びに来てるよね?」
そうだった…俺とした事が…
俺「ま、まぁ…そうだが…時には、その日だけは全員お留守だよ〜…って言う事もあると思って…」
玄「えへへ♪大丈夫だよ!もしそんな日があったら予め伝えるつもりだよ?…でないと私達がいない間に遊びに来ても…ね?ここに来るの大変だし…///」
可愛優しいやつめ…後でたっぷり可愛がってやるか…
○○「と、とにかく!その日はOKって事で?」
玄「うん!」
○○「分かった。ありがとう!それじゃ、そろそろ切るよ?」
玄「ふぇ?ま、待って!…せ、せっかく電話してくれたんだから…その…///」
うん、何となく分かっている。玄の事だし。
○○「ごめん、急いでるから」
玄「えっ…ま、待っt…」
○○「嘘!少しお話しようか?」
玄「ふぇ!?だ、騙したの!?うぅ〜酷いよぉ…お願いだから、び、びっくりさせないでよぉ…///エープルフールにはまだ早いよぉ〜…」
…玄?…エープ「リ」ルフールだからね?と心のツッコミを入れとく
それにしても玄は反応が可愛すぎる…ちくしょ、本当に可愛がってやるっ!
その後しばらく世間話…が始まったのだった…
現実!!
という感じだ…俺の予想ではこの時間帯には恐らくみんな揃ってると考えてる…あくまで予想だが…
なんだかんだ言って着いた。
校門から部室に行くまでのやり取りも省略…
阿知賀の生徒「こんにちは!」
「こんにちは!」
うわっ…省略する前に挨拶されてしまった…とはいえ挨拶されるのはとても気持ち良いので俺も挨拶を返す。
今度こそ省略…
…部室前…
良しっ!成功!(??)
とりあえず着いた…相変わらず、ここまで来るのは大変だ…
カチャ…パタン!
カチャ…パタン!
…対局中かな?牌がぶつかり合う音が聞こえる
とにかく中に入ろう
(ガチャ!)
みんなが一斉にこちらを見る
穏乃「あっ!○○!」
憧「いらっしゃい!」
宥「こんにちは!○○…///」(ヌクヌク)
灼「毎回ここまで来るの大変なのに…お疲れ様」
玄「○○!来てくれてありがとう!」
晴絵「おっ!ナイトが来たね〜!」
○○「対局中にお邪魔してごめんね?」
穏乃「いやいや気にしなくて大丈夫だって!」
憧「そうそう!」
玄「えへへ♪気遣ってくれてありがとう!」
みんな本当に優しいな…笑顔が素敵過ぎる…
…っと!本来の目的を忘れてた…
○○「えっと…今日はみんなに渡したい物があるんだ」
灼「??…私達に?」
穏乃「今日何かあったっけ?」
宥「今日は3月14日…あっ!」
みんな「ホワイトデー!!」
玄「も、もしかして!今日はそのために!?」
みんな気付かなかった!?
ギャーギャーワーワー!!
穏乃「○○が私達にプレゼント!?」
宥「ふわぁ〜///嬉しいよぉ〜///」
灼「…凄い楽しみ…///」
晴絵「ふふっ♪どんなプレゼントかな?」
みんな嬉しそうだ…///喜んでくれれば良いんだけど…
プレゼントを渡すっ!