[現在]
…と感じで現在に至る…
あの時は安心してたが、いざとなるととてもじゃないが…不安になる…大どんでん返し…なんて可能性は十分あり得る
いかん!不信感に陥ってどうする!!人からの好意を受け取らないのはいけない事!きちんと受けよう!
その気持ちが俺の足を早める…
……
なんだかんだいって着いた…
色んな意味で長かったな…
とりあえず…部室に向かっt…
阿知賀の生徒「こんにちは!」
こんにちは!
…っと…早速挨拶されたな…俺も返す…相変わらずしっかりしてるな…(お嬢様校だけあってかな?)本当…周りも見習って欲しいものだ…
しかし、なんだ?いつ戦場化するか分からないこの学校の在校生なのに、平然としてるのは本当に凄いなぁ…と本気で思う(汗)戦場化させてる原因は大抵俺なんだがな…本当にすまない…と心の謝罪…(汗)
っといつまでものんびり歩く訳にはいかない…早く部室に行かねば…
ふぅ…広い事だけあって案外疲れる…
なんだかんや、無事部室前に着いた…が
やけに静かだ…(ペッピー風)
12時半…玄が指定した時間より、過ぎてしまったが…もしかして…
戦場前の静けさってやつか?
このパターン…どう考えても修羅場になるフラグだな…はぁ…いい加減何とかならないものか…
と思いながら耳を澄ますと
憧「あれ?シズのプレゼントのリボン解けてるよ?」
穏乃「うぉ〜本当だ!」
玄「○○まだかなぁ〜」
宥「もうすぐ来ると思うよ?」
灼「準備は大丈夫?」
穏乃「大丈夫っすよ!○○はまだか!?」
憧「落ち着きなさいって…」
……あれ?
何か…
違和感が…これは一体…
※「あれ?○○?どうしたの?そんな所に突っ立って…」
(ビクッ!)
思わず身を引いた…俺の隣に晴絵さんが立っていた…
○○「あっ、は、晴絵さん…」
晴絵さんは俺の顔を覗き込む…
晴絵「ん?大丈夫?まるで、いつもと違う雰囲気にびっくりしてる…っていう顔してたけど…」
晴絵さん…鋭過ぎッス…(汗)
○○「いやぁ〜晴絵さんの仰る通りですよ、…バレンタインの話で玄に呼ばれて、部室前で色々と…ね…」
晴絵さんは目を丸くした
晴絵「ん?当たったんだ…そっか……勘は衰えてない…っと…」
………(汗)
俺は一瞬晴絵さんが恐ろしく見えた…
晴絵「それはそうと、今日バレンタインでお誘い受けたんでしょ?だったら中に入らないと…」
(ズイズイッ)
あーあ…晴絵さん!そんなに背中押さないd…
晴絵さんに背中を押され…部室内に入る…
(バタン!)
晴絵「ほいほーい!本日の主役が登場したよ!」
その時5人達は一斉に立ち上がった…
穏乃「おっ!来たな!」
憧「もぉ〜30分も遅刻だよ〜」
玄「来てくれてありがとう!」
宥「待ってたよぉ〜///」
灼「こんにちは」
玄「えへへ♪晴絵さん!ありがとうございます!」
へ?
憧「さすがハルエね!予測通りになったね〜」
うぇ?どういう事だ??
晴絵「ふふっ…実は、○○が部室前に来たら中に連れ込むために待機してたんだよ?…こういうイベント物で○○絡みの話になると修羅場が起きるかも知れない…と意識してると思ってね」
うっ!た、確かに……俺で言うのもあれだけど…意識してた…
ってことはいつだが知らないけど晴絵さんには相談済みって事か…
……前言撤回…かなり恐ろしいで(汗)
穏乃「おっと!先生に、あれこれ言われた訳じゃないからなっ!」
憧「今回のバレンタインは正々堂々!って事にしたのよ」
灼「せっかくのバレンタイン…争い事はさすがにと思って…」
宥「最終的に決めるのは○○だから…」
晴絵「こうなると不思議と安心するよ、むしろ私がいなくても大丈夫な位」
そっか……ちょっとでも疑ってた俺が恥ずかしいな…
玄「それじゃ…○○が来たからスタートしよう!これから渡すチョコは本命チョコ!」
玄が合図をすると共に玄も含め5人達は一斉に俺の前に並んだ…晴絵は俺横から少し離れた所に立っている
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